終わらない10月8日

電撃文庫 秋の祭典2012」に行って来ました。さくら荘のペットな彼女ステージ目当てで。


会場は秋葉原UDX2F。ステージの裏側に待機スペースがあって、14時45分、入場開始。中は全員立ち見でした。私は整理番号500番台だったので最後列でしたけれども、まあ、背伸びしたり左右に動いたりしても後ろに迷惑は掛からないので、中途半端な位置よりはましでしたかね。最後列とは言っても、会場がそんなに大きくないので割と近いですし。


15時前、司会を務めるオーバーラップミスティさん登場。事務的な説明があった後で、15時、いよいよステージスタートです。
まずは松岡禎丞さん・茅野愛衣さん・中津真莉子さん・高森奈津美さん・櫻井孝宏さんが登場して、一言挨拶。なつ姉は髪型を猫耳っぽくしていて可愛かったですね。実は松岡さんに髪型について話を振られたら、なつ姉は「ニャー」と返す予定だったそうなのですが、この前のステージで転んだ松岡さんは自分の足元にばかり集中していて、なつ姉への振りを忘れてしまいました。
PVを皆で見た後は、各自が見所を語りました。松岡さんは見所を長々と喋り、安定の滑り芸。茅野さんとしては、そんな松岡さんの演技が見所だそうです。茅野さんとの芝居の温度差がかなりある様子。他に中津さんは猫、なつ姉は自分を登場人物に重ねて学生時代を楽しめるところ、櫻井さんは台本に書いてあるかのようななつ姉のアドリブを、ぞれぞれ見所として挙げました。
そしてこの手のイベントにありがちなクイズコーナー。「さくら荘のペットなドリーマー」と題して、各出演者が小学生だった時の夢を、残り4人が当てるクイズをやりました。回答者は1人1回、出題者に質問可能。計4回の質問後に4人が答えをすり合わせて一斉に回答、と言う流れでした。最終的に答えを合わせないといけないのに、1人で首を捻って考え込み、話し合いに参加しない松岡さんが面白かったです。櫻井さんは質問権を使って、女性出題者に「可愛い」などの褒め言葉を言っていました。
結果は以下の通り。中津さんのは超難問でした。

出題者 4人の回答 正解 判定
松岡 レーサー プロドライバー
茅野 書家 ポエマー(詩人)
中津 お嫁さん ドラクエのアベルと結婚
高森 ネイリスト 漫画家
櫻井 札束で扇ぐ 気球で世界一周


ここで鈴木このみさん登場。番組ED「DAYS of DASH」のライヴがありました。年は15歳、しかもこの曲は初披露とのことでしたが、なかなか堂々として、振付も様になっていましたねえ。
最後に各出演者から一言ずつ挨拶があって終了。


感想を簡潔にまとめると、半年ぶりに生で見たけどやっぱりなつ姉は可愛い、松岡さんは危なっかしくてハラハラする、櫻井部長トーク盛り上げスキルはさすが。こんなところでしょうか。

馬になったゴリラ

この前の日曜日は、マリコレ〜MARINE COLLECTION 2012〜昼の部に行って来ました。
でかしたリスナー兼ドヤラジリスナー兼前女リスナーとしては参加する以外の選択肢がなかったですね!


会場は神奈川県民ホール 大ホール
まずは物販でパンフレットと「Love Sick!/Dear My Friend」と「宝探し〜至高のペルソナ〜in マザー牧場」をゲット。
遠征組としては、宝探しDVDのポスターが結構かさばって不便でした。まあ、貰えること自体は嬉しいんですけど。


客の入場に手間取ったため、開演は遅れて15時15分。終演は17時30分、2時間超のイベントでした。
私の席は1階24列右方だったので、そんなにステージは近くありませんでしたけれども、ステージ上には出演者を映すスクリーンもありましたし、全然見えないなんてことはありませんでした。

  • オープニング

まずセリを使って番組毎に派手な入場。出演者は、神戸前向女学院。から井上麻里奈さん・伊藤かな恵さん、あおい・さおりの新番組(`・ω・')から悠木碧さん・早見沙織さん、豊崎愛生のおかえりらじおさんから豊崎愛生さん、井口裕香のむ〜〜〜ん ⊂( ^ω^)⊃から井口裕香さん、ゆいこ・ひさこのでかした!RanQueen!から巽悠衣子金元寿子さん、日高・小松の天使になれるもん☆AA 〜あなたの隣にエンジェルを添えて〜から日高里菜さん・小松未可子さん、はみらじ!!から荒川美穂さん・大坪由佳さん・山本希望さんと、総勢13名の豪華メンバーです。でも7番組もあるので、入場するだけでかなり時間が掛かってしまい、正直最後の方はちょっと飽きてしまったかも。
出演者全員が揃う(コラボしてない番組の出演者同士の絡みが見られる)場面はこことエンディングしかなかったのですが、愛生さんがちっちゃいかな恵さんの頭をなでなでしていたのは良かったですね。しゅごキャラ好きとしては嬉しくなっちゃいました。かな恵さんは底がペッタンコの靴を履いていたので、いつもにも増して小ささが際立っていましたね。小ささをいじられたかな恵さんは、おいちゃんの靴が厚底であることをバラしました。
今回は前女コンビがOP・EDの司会役でしたが、中でも麻里奈さんはやりたい放題でした。マリコレは「麻里奈さん、これですよ」の略だと言い放ち、各自の自己紹介時には麻里奈さんを萌えさせる台詞を要求。これは台本にはない流れだったようで、皆さん困っていました。いやあ、麻里奈さんはこちら側の見たいものをちゃんと理解してくれているところが素晴らしい!
各自の台詞はたとえば、かな恵さんは「みんなの目線をいただきまりな」、ゆっこは何故か楽屋で話せなかった井口さんにこの場で挨拶、ひーちゃん麻里奈さんの包容力をたどたどしく賞賛、おいちゃんは麻里奈さんに入れ知恵されて「お兄ちゃん大好き」、みさおは「井上君、寧々さんじゃなくてごめんねね」と様々でした。大坪さんの小芝居力はさすがでしたね。そしてオチ担当はやっぱり希望さんで、台詞を麻里奈さんにスルーされていました。

  • 天なれ・ドヤラジ・でかしたコラボ
    • 天なれ企画

子供の気持ちを理解するんだもん」(ここ記憶が曖昧)と題して、お題ものを指定された幼児語ジェスチャーのみで番組の相方に伝えるコーナーを行いました。結果は天なれ4ポイント、でかした3ポイント、ドヤラジ8ポイントで、あおさおの2人が圧勝。でかしたコンビは、ゆっこは指定されていない言葉を使って説明しようとする、ひーちゃんは出題者・回答者交替のベルが鳴っていないのに交替しようとするなど、ルールを理解していなくて可愛かったです。ちなみに獲得した3ポイントは全部ひーちゃんが出題者側の時で、ゆっこジェスチャーひーちゃんに1つも伝わりませんでした。

    • ドヤラジ企画

擬人化図鑑」を行いました。人間以外のものになりきって台詞を読むコーナーです。擬人化するものはクジで決定。ドヤラジコンビはパンダ、でかしたコンビは肉まん、天なれコンビはドラゴンでした。擬人化の助けになるようにアイテムもありましたけど、パンダは普通のぬいぐるみだったから良いとして、肉まんはズタ袋、ドラゴンはどう見てもヘビのぬいぐるみ。特に肉まんは擬人化台詞を言う時に動かしても表情を付けられないので、かなり不利でした。台詞はあらかじめ作家が考えたもので、まああまり面白くありませんでしたが、みさおパンダの「白黒付けようぜ」だけはちょっと良かったかも。

    • でかした企画

「ランクイーンQ」を行いました。あるテーマに基づいたランキングの2位以下の項目を見て、1位の項目を当てるコーナーです。ランキングのテーマは「男性が密かにしたいコスプレランキング」でした。3位のメイド服には出演者の方々から色々ツッコミが入っていましたね。そして今回は特別ルールとして、1位の予想をそのコスプレに合った台詞を自分で考えて言いながら発表する形になっていました。各々の回答は、天なれコンビが「警察官」(日高さん「レインボーブリッジ、封鎖できません!」)、ドヤラジコンビが「水着」(おいちゃんが女性役・みさおが男性役でバカップルの掛け合い)、でかしたコンビが「ワンピースのルフィ」(ゆっこ海賊王におれはなる!!!!」)。でかしたコンビは客席から「腕が伸びる」とのヒントを聴いて、そのままを答えたのですが、本当の正解は「海賊」。でもおまけで正解と判定され、ご褒美のでかいタワシとクレンザー×3を貰いました。掃除をしない系女子であるでかしたコンビにぴったりのご褒美です。でもゆっこはクレンザーを天なれとあおさおに1つずつお裾分けしてしまいました。
せっかく答えが「海賊」だったのですから、天なれチームには是非正解に辿り着いて貰って、「さあ、海賊の時間だ!」をみかこしの口から聞きたかったですね。

  • おからじ・む〜〜〜んコラボ

愛生さんの家に井口さんが遊びに来た設定で、「エスパー愛生ぉのデキチャウヨイリュージョン!」を行いました。エスパー愛生ぉに送られたパワーによって「臭覚」「聴覚」が強化された体で、お二人がゲームにチャレンジしました(一般的には「嗅覚」ですが、台本では「臭覚」となっていました)。
嗅覚については、ダンボール空気砲の中に置かれたものが何なのかを、発射された空気を浴びて答えるゲームでした。井口さんへの問題は「フルーチェ苺味」、愛生さんへの問題は「チーズカレー」。そのものずばりを答えるには、お互いや客席からヒントを貰ったりして時間が掛かりましたけれども、苺やご飯の部分は一発で嗅ぎ分けていたので、お二人とも嗅覚が意外と鋭いのかもしれません。
聴覚ゲームは、客席番号偶数の人が「神奈川」、奇数の人が「ラベンダー」と一斉に叫んだのを聞き取るものでした。お二人の答えは「おかえり」「ただいま」で不正解。正解が閃いたと勘違いした2人のドヤ顔は、なかなかに面白かったです。

  • 前女・はみらじコラボ

番組としての歴史が長い前女に新参のはみらじが秘訣を教わると言う趣旨のコラボでした。
まずはCD・DVDジャケット用のキメポーズの練習。お題は「乗馬クラブ」でした。馬に乗るポーズをキメるには馬役も必要だろうとノリノリの麻里奈さん。何とその場に四つん這いになってかな恵さんを上に跨らせました。それを見た大坪さん曰く、「これは神イベやで〜」。はみらじトリオも負けじと、希望さんが馬役・大坪さんが騎手役・荒川さんが馬を曳く役でポーズをキメました。そしてそのまま動き出したりもしていました。
2つ目は「ツーカーの仲!」。長くやっている前女コンビはお互いの思っていることが言葉にしなくても分かると言うことで、ジェスチャーゲームに挑みました。前女コンビのどちらかがジェスチャーをする係、もう片方とはみらじトリオが回答係です。息の合っている前女コンビが有利と言うことで、はみらじ側の要望により、はみらじトリオが前女の片割れよりも先に正解した場合は、大坪さんと荒川さんはかな恵さんに、希望さんは麻里奈さんに抱き着ける権利を貰えることになりました。
出されたお題は、「新幹線の中でヒップホップを聴いてテンションが上ったお寿司屋さん」(ジェスチャー係:かな恵)や「ハワイの空港のエスカレーターでハイヒールが脱げたバニーガール」(ジェスチャー係:麻里奈さん)と非常に難しく、惜しいところまでは行ったのですが、ちゃんと全部答えられた人はゼロ。しかし2つ目の「ハワイ」の部分を希望さんが当てたので、麻里奈さんは渋々抱き着かせてあげることに。お互いに両手を広げて接近→寸前で横に避ける麻里奈さん→回り込んで麻里奈さんに後ろから抱き着く希望さんと、コントみたいな動きでした。どさくさに紛れて大坪さんもかな恵さんに抱き着こうとしましたが、かな恵さんが「怖い…」と逃げて失敗。

  • エンディング

各出演者からの挨拶がありましたが、人数が多いですし、時間が押していたと言うこともあってか、割とあっさり目の挨拶でした。
最後に、麻里奈さん「麻里奈さん」観客「大好き〜!」と練習をした後、出演者「マリコレ」観客「大好き〜!」と掛け合ってイベント終了。天井からはテープが飛びました。


このイベントへはかな恵さん・ゆっこひーちゃん・おいちゃん・みさお目当てで参加したので、私としては見所が多かったのですけれども、こうも出演者が多いと、特定の番組・個人プロパーのファンの人には物足りない部分もあったんじゃないですかね。正直、中身は薄かったですし。まあ、若手女性声優さん達の可愛い姿を見られればそれで満足って思えば楽しめましたけれども。
後、個人的にはゆっこ希望さんの絡みが見たかったですね。せっかく親友の2人が初めて同じイベントのステージに立ったのですから。少なくとも昼の部の間は、2人が直接言葉を交わす場面は残念ながらなかったですねえ。

女子小学生的充実ライフ

ちゃおサマーフェスティバル2012名古屋会場に行って来ました。
ペンギン先生認定会目当てで。


会場は名古屋の名古屋市中小企業振興会館吹上ホール
開場予定時間の9時より前に着いたんですけど、既に開場していました。しかもアトラクションではなくて物販の入り口から入ってしまってですね、完全に出遅れました。物販コーナーからは、列に並ぶ→商品の置いてある場所へ→再び列に並ぶ→会計と言う一連の流れを経ないと出られない仕様だったので。
とりあえずショコラの髪飾りを買って、何とかプリティーリズムのコーナーへ。既に9時15分でしたが、無事11時の認定会参加整理券をゲット出来ました。争奪戦が激しい大会や体験会は違って、認定会は余裕があって良かった良かった。
11時までやることがなかったので、会場特設のPrismStoneでクリアファイル×3を購入。ショッパーとポスターが貰えました。500円以上の買い物だったため、でかガチャ抽選券もゲット。


そして11時からの認定会で、ペアチャムテールシュシュヘアを入手! 実用性を考えればほほえみのシンフォニアメイクの方が使い勝手が良いと思いますが、やっぱりアニメを見ているとシュシュの方が欲しくなっちゃいますね。
ちなみにでかガチャはハズレでした。当選者が回しているところを見ましたけど、ホントにデカいですね。大人との対比でも十分な大きさです。
本来ならここで会場を後にする予定だったんですけど、タッキーさんの宣伝に乗せられて、特典のボヘミアンフラワートップスを手中に収めるため、マグネットきせかえトランクを購入。さらに藤実リオ先生のサイン入りちゃお版プリリズ第2巻も手に入れました。直筆のふれあちゃんですよ!



そんなこんなで主にプリリズ関係で充実したちゃおサマフェスを過ごすことが出来ました。
大会の様子もちらっと見ましたけど、上手い子がゴロゴロいますね。仮に年齢制限がなかったとしても、こりゃ入賞なんて夢のまた夢ですわ。


今日の戦利品一覧。

思えばいと疾しとしまえん

体感型学園RPG七森中としまえん校」に行って来ました。
ごらく部メンバーの中では大久保瑠美さんと津田美波さんが特に好きなので、2人が同日で遠征組としては助かりました。


会場は練馬のとしまえん
私が参加したのは11時の回(るみるみ)と14時の回(津田ちゃん)でしたけれども、時間ちょうどにOPステージで説明開始→ゲーム本編→開始1時間25分後にEDルームへの入場開始→開始1時間30分過ぎから55分まで答え合わせって流れでした。
るみるみはひまさくのコスプレをした人達と遭遇した時に、最初は同じコスプレ仲間だと勘違いされた後、本人だと気付いて驚かれたそうです。クリア特典のカードを袖へ仕込まずに楽屋に忘れて来たことに気付いた時の、袖を触りながら慌てていた様子が可愛かったなあ。
津田ちゃんの方は、午前でもないし2回目の登場と言うこともあってか、テンション高めでした。ごらく部からのメッセージ映像のるみるみの頭を撫でたりしていましたね。つだるみ最高!
EDルーム以外でも、外で列に並んでいる時にお二方が横を通ってくれましたし、津田ちゃんはゲーム中にも1回遭遇出来ましたし、良かった良かった。ステージでお姿を拝見するのとは、また違った感動がありますね。


ゲーム本編の方はネタバレ厳禁なので詳しくは語れませんが、テンプレに申し訳程度のゆるゆり要素を上乗せしたものでした。特にクイズはゆるゆりに全く関係のないものが大半。事前に予想出来ていましたけれど、ごらく部で釣らなきゃ人が集められない内容です。
他にも、EDルームへの入場が先着順だったのは止めて欲しかったなあと。EDルームの場所はゲーム開始時点で判明しているので、開始直後に待機可能で、実際にそうしている人もいました。ゲームにまともに参加していない人程、最後に得をすると言うのは、システム上、大きな欠陥だと思います。まあこれは、ゲーム開始即待機で最前列を取って好きな声優さんの前に顔を晒すことを恥ずかしいとも何とも思わないと言う、参加者側の問題でもありますが。
参加者側のモラルと言えば、コスプレがかなりの程度見られたのも残念でした。「極力コスプレは御遠慮頂けますようご理解とご協力をお願い申し上げます」との方針に変更になったのが遅かったとは言え、全員が全員知らなかったわけではないでしょう。

16ヶ月ぶりの観劇

原嶋あかりさん出演の舞台「SUPER★GRAPPLER→2012 スペーストラベラー 〜LOVE is in the Mother Ship!〜」の千秋楽を観て来ました。


会場は池袋の豊島区立舞台芸術交流センターあうるすぽっとあかりちゃんには縁のある劇場ですね。


私の席はB列左方。端っこなのでA列がなくて、その場における最前列でしたが、やっぱり角度的には観にくい部分もありました。
15時前に登場人物による諸注意があって、15時5分頃、開演。カーテンコールまで含めて終わった時には、17時10分を過ぎていました。


出演者等(敬称略)は以下の通り。

脚本/演出
園山古都錦
キャスト
ヤマオキユウキ:山沖勇輝
ヤマモトタク:山本卓
カトウリンタロウ:加藤凛太郎
ハラダアキコ:原田明希子
ハットリツバサ:服部翼
シンボタツヤ:新保竜也
ノガミアツミ:野上あつみ
スズキイクコ:鈴木郁子
マザーマリア:竹村千穂
卵子(RANKO)原嶋あかり
謎の男:郷本直也
パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピーン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・三井:三井俊明
執事:鈴木俊哉
三河屋の奥さん:平川道子
サブちゃん:佐藤円
クロートー:根本のりか
ラケシス:クシダ杏沙
アトロポス:矢野あずさ
ハシモトヒロト:橋本浩人
タカラエメグミ:宝栄恵美
カワサキユウキ:川崎祐樹
池内さん:池内直樹
ゆうかさん:山田木綿香


開演前にペラあかりちゃんの役名を知り、そして役者陣が白い上下の服装で出て来たのを見て、もう展開とオチが読めてしまいました。登場人物が精子の隠喩で、最後は赤ちゃんが誕生して終わるって言う…。要するにTheatre劇団子の「遥かなる山でヤッホッホ」と同じなんですよね。
大した教養もないので、ヤッホッホがこのネタの元祖かどうかは分かりませんが、同じ発想を使っている以上、やっぱり比べながら観てしまったわけで。結論から言うと、脚本・演出・役者の芝居など様々な点において、ヤッホッホには遠く及ばない印象。
何よりも致命的なのは、このスペトラは宇宙航行設定に必然性がないんですよね。ヤッホッホで宇宙航行に当たるのは登山なのですが、ヤッホッホで登山を宇宙航行に置き換えると話が成立しないのに対して、スペトラは別に宇宙を舞台にしなくても、山でも海でも迷宮でも何でも良いんです。だって、観客をだまくらかす以上の意味がないんですから。
それと、途中までは舞台上と観客席の一体化を積極的に実践していた理由も良く分かりませんでした。プロセニアムのパネルを外し(初あうるすぽっとだったので見当違いだったらごめんなさい)、舞台上の奥に擬似的なプロセニアムを作ることによって、舞台の手前側と観客席をつなげる。観客を移民船の搭乗者に見立てて、乗務員役の役者陣が頻繁に観客席へ降りて行き、公演中にも関わらず観客に渡航ガイド(ペーパー)や宇宙食(抽選で2列)を配る。ここまでやっておいてですよ、モイライ三姉妹の仕業によって殆どの搭乗者(つまり観客含む)が死に絶えてしまうってどうなの? あなた達宇宙船地球号の一員ですよと劇中の世界に引きずり込んでおきながら、ここからは舞台の上だけで完結します、あなた達はやっぱりただの傍観者ですと突き放す。こんなことをする意図を誰か教えて下さい。

「保育のひろば」を探そう・大学図書館編

2ヶ月程前に『青二ジュニア「保育のひろば」掲載リスト』を作ったのですが、買う前に内容を確認したい、あるいはもう既に入手不可能のバックナンバーを見たいと言う人向けにデータをまとめてみました。


一般の図書館にもあるところにはあるようですが*1、雑誌検索機能がなかったり保存期間が1〜3年と短かったりする場合が多いので、今回は大学図書館に絞って紹介します。CiNiiに引っ掛かった大学+1校のリストになります。他に埼玉純真短期大学図書館や長崎女子短期大学図書館にも「保育のひろば」はあるようですが、ウェブ検索が出来ないのでリストには載せていません。
なお頼みの綱の国立国会図書館には、残念ながら所蔵されていないようです。

  • 注意事項

誤り等があっても責任は負いかねますので、ご利用は自己責任で。実際に来館する前に、各図書館の公式サイト等で所蔵号・利用条件をお確かめ下さい。
「紹介状の要否」とは、その大学とは関わりのない一般人が利用しようと思った場合に、紹介状が必要(◯)か不要(☓)かの情報です。また紹介状を頼む図書館としては、自らの所属機関の図書館や近隣の公共図書館がありますが、下記リストには前者の紹介状しか受け付けていないところもあるのでご注意下さい(つまり純然たる一般人には利用不可)。

図書館 所在地 所蔵号 紹介状の要否
東日本国際大学・いわき短期大学昌平図書館 福島県いわき市 2008/04〜 ☓(但しいわき市民等のみ利用可)
白鴎大学総合図書館 栃木県小山市 2001/04〜 ☓(但し事前の連絡が必要)
上武大学附属図書館分館 群馬県高崎市 2006/04〜2009/03
千葉経済大学総合図書館 千葉県千葉市 1989/04〜 ☓(但し千葉県民等のみ利用可)
白梅学園大学・短期大学図書館 東京都小平市 2010/04〜 一般人の利用不可
鶴川女子短期大学附属図書館 東京都町田市 2006/04〜 ?(館長の承認した者)
鶴見大学図書館 神奈川県横浜市 2002/01〜
山梨県立大学図書館 山梨県甲府市 2006/04〜 ☓(但し山梨県民等のみ利用可)
中部学院大学・中部学院大学短期大学部附属図書館 岐阜県各務原市 2009/04〜2010/03
豊橋創造大学・豊橋創造大学短期大学部附属図書館 愛知県豊橋市 2006/05〜
愛知淑徳大学図書館 愛知県長久手市 2009/04〜
中部大学附属三浦記念図書館 愛知県春日井市 2012/01〜 ☓(但し春日井市民等のみ利用可)
神戸女子大学・神戸女子短期大学図書館 兵庫県神戸市 2005/04〜
兵庫大学図書館 兵庫県加古川市 2003/04〜 ?(地域の人々に一般開放されているらしいが詳細不明)
西南女学院大学図書館 福岡県北九州市 2001/04〜
九州大谷短期大学図書館 福岡県筑後市 1995/04〜
沖縄キリスト教学院図書館 沖縄県中頭郡西原町 2011/04〜

要するに紹介状なし・事前の連絡なし・所在地との縁なしの人間が利用出来るのは、上武大・中部学院大創造大九州大谷短大沖縄キリスト教学院大しかないと言うことです。ここから目当ての号で絞ると、さらに候補は少なくなります。例えば、三上枝織さん掲載の2008年12月号目当てなら上武大・創造大九州大谷短大津田美波さん掲載の2009年12月号なら中部学院大創造大九州大谷短大と言った具合です。


こうやってまとめると、私がこの前行った創造大は、「保育のひろば」閲覧に関しては全国トップクラスの環境ですね。一般人でも簡単に利用出来ますし、所蔵号は多いですし。

*1:北広島市図書館・鹿嶋市立中央図書館・宇都宮市図書館・三郷市立北部図書館・笛吹市石和図書館・駒ヶ根市立図書館・箕面市立図書館・ひろしましこどもとしょかん・和気町立図書館・那珂川町図書館・筑後市中央公民館図書館etc.