今日の秘傳千羽鶴折形:瓢箪町/花見車/八橋/呉竹/拾餌

久々の連鶴ですが、一気に5ついきますよ。

瓢箪町(ひょうたんまち)

金銀や桂馬に乗りて九軒飛び瓢箪町へ駒を早める

(後日、写真を差し替えました。)
ようやくできましたよ!何だか形が整っていませんが、これ以上触ると接続部が破れてしまいそうなので…。
もしこれで失敗したら飛ばして次のものを先に折ろうと思っていたのですが、そう思ったとたんに折ることができました。やっぱり、「初心の人、二枚の紙を持つことなかれ。後の紙を頼みて、はじめの紙に等閑の心あり。毎度ただ得失なく、この一紙に定むべしと思へ」ってことですかね。

花見車(はなみぐるま)

滋賀寺の上人さえもその昔花見車の内に恋草

瓢箪町があまりにも難しかったので、こっちはかなり簡単に感じました。ただ本に書いてある推奨サイズの半分の大きさで折ったので、ちょっと手間取りましたが。

八橋(やつはし)

紫の野郎帽子の八橋や七十過て振袖の役

秘傳千羽鶴折形」の中には展開図が間違っているものが結構ありまして、この八橋もその一つです。したがって原本とは違った展開図からではないと折れないのですが、その展開図には2通りあります。↑は原本と同じく、正方形から折りました。

呉竹(くれたけ)

今若や乙若連れて呉竹の伏見の里に契る常磐木

花見車と八橋が簡単だったためちょっと油断していたのか、2回も失敗してしまいました…。

拾餌(えひろい)

餌を拾うように恋路の栗畑人が来るやら引板の音する

完成したもののバランスが悪くて上手く直立しなかったので、見えないところでセロファンテープで机に固定してあったり。