2155日ぶりのイベント

そして土曜日は、「阪田佳代の皐月(さつき)・メモリアルフェスタ」@東京大学五月祭に行って来ました。

この3月に院の学位記を受け取りに行った時には、「ああ、これでしばらくは通い慣れたこのキャンパスに来ることもないのだなあ」と感慨に浸ったものですが、まさか2ヶ月後にまたやって来ることになるとは、全く思ってもいませんでした。


集合場所は、本郷キャンパス工学部2号館裏。集合時間は12時15分でしたが、12時35分から当選ハガキと座席指定券の交換が始まりました。私は整理番号10→座席番号9と、1つ繰り上がり。
12時40分、入場開始。会場は工学部2号館2階221教室でした。私の席は最前列右方で、壇上との近さに興奮。


13時、前説があって、13時10分、阪田さんが登場してイベント開始。終了したのは14時55分過ぎ。


以下、記憶に残っている範囲で阪田さんの発言を再現します。脳内要約なので阪田さんがこのままの言葉を発したわけではありませんし、不正確な解釈が入っているかもしれないことを、始めに断っておきます。

  • オープニング

まずは昨年11月のイベントを病気で中止にしてしまって、ごめんなさい。
今日の天気は悪いが、私は雨女ではない。曇女ではあるけれど。
東大の校舎は趣があって、私もこんな場所で勉強がしたい。
会場の雰囲気は和やか。司会の人(東京大学アニメーション研究会の学生)とは遣り取りがぎくしゃくしているが、それも良い。
今の心境を四字熟語で表すと「千載一遇」。本当は去年11月のイベントが「千載一遇」だったけれども。

  • お仕事メモリアル

(阪田さんの出演作の内いくつかについて、映像や音声を流しながら、作品についてのトークが行われました)

6号さんの口癖「○○オブジイヤー」は原作にはないが、オーディションの段階で既に台本に書かれていた。オーディションでは元々ベッキー柏木姉妹を受けに行った。
(第12話で6号さんがミカエルにアルゼンチンバックブリーカーをキメている映像を見て)この時は楽しかった。
(自分が歌った「少女Q」が流れて)恥ずかしい。ぱにぽにでは歌を3曲歌ったが、メインで歌うよりもコーラスを入れるのが楽しかった。
「○号さん」と言うあだ名はあまり良い意味ではないが、それを受け入れる6号さんは本当に良い子。
私は女子高に通っていたが、クラス内ではオタクグループに所属していて、近くに6号さんのような子はいなかった。いたら好きになっていたと思う。
高校時代はパソコン部に所属していた。最初はタイピングの練習をやっていたものの、途中からゲームばかりしていた。
6号さんは感情を出し過ぎてこびている感じにならないように演じた。

    • 江ノ島ベイビィ

山崎葉月は「明るいひきこもり」と聞いて、最初はどうすれば良いのか分からなかったが、演じてみると、1番自分の素に近いキャラで楽だった。
江ノ電は緑色で小さくて可愛いので好き。
ラジオ番組もやっていたが、あれ以来、江ノ島には1度も行っていない。
葉月ボクっ娘だが、何か好きな属性はありますか?と聞かれて)ツンデレはイラッとする。ヤンデレやクーデレは怖い。お姉さん系は好き。お姉さんが欲しい。
ドラマCDのアフレコはアニメよりも自由度が高くて楽しい。

映像が流されるので)これは私が恥ずかしくなるんですか?(映像は音声なしと聞いて)じゃあ大丈夫だ。
映像で「あっきらだYO!」と台詞が文字起こしされているのを見て)台本でも本当に「YO」と書かれていた。
瑛は陰を持っている子だが、それを出してはいけないため、何も考えずに明るく演じた。楽だった。ただ、明るい部分とシリアスな部分の中間で演じなければならない時があって、そこはどうやって良いのか分からなくて難しかった。
瑛のように「あは〜!」とまではならないが、ディズニーランドに行くとテンションが上がる。

聖沙は良く「キッー!」となっているので、1番疲れる役。
乙女な部分を演じる際には「もっと甘く」とのディレクションが入った。
聖沙はもっと素直になれば良いのにと思う。
助けたり助けられたりする仲間は良いもので、私も欲しい。
自分が魔法を使えるとしたら、回復系よりも攻撃魔法でチュドーン!とやりたい。他には風使いになって空を飛びたい。

  • さかよんメモリアル

(阪田さんのパーソナルな部分について聞いて行くコーナーでした)
(「さかよんメモリアル」とはヒドいタイトルですね、との司会の人の言葉を受けて)「さかよん」と呼ぶのは門脇舞以ちゃんだけ。
声優になったきっかけは、母親がアニメ&声優オタクだったから。
好きなアニメは天空戦記シュラト
声優になって良かったこととしては、実は声優になりたかったらしい母親に孝行が出来たこと。もう1つは、好きな男性声優(シュラト出演声優の誰か)と一緒に仕事が出来たこと。
風邪を引かないようにするには、手洗い、うがい、後は気合い
声優の職業病としては、一般の友達と話す時に専門用語を使ってしまう。私は身長が低いので、マイクに入るために、ヒールが高い靴しか選べない。喉飴情報を集めている。
今後やってみたい役はお姉さん。これまではロリを演じることが多かった。私には色気のあるお姉さんは無理なので、シャッハ・ヌエラのような戦うお姉さんを演じたい。
趣味はディズニーランド。シーズンには週2ぐらいのペースで行く(以下、ディズニーの魅力を熱く語る)。
バドミントンは、後輩から前日に突然「明日バドミントンやりませんか?」と誘われて始めた。体育シューズを持っていなかったので、すぐに買いに行った。バドミントンは緩い雰囲気でやっているが、シャトルを高く上げられると、上を向かないといけないので首が痛くなる。
事務所の野球部のスコアラーは、元々応援しに行っていたところ、やってくれると助かると言われて始めた。自分の居場所が欲しかった。先輩からスパルタで教え込まれた。練習のため、神宮球場に社会人野球のスコアを付けに行ったこともある。今は後輩にスコア付けを教えられるようになった。私は優しく教えている。
リラックス方法は、前日に食材を買い込んで、当日は部屋に引きこもって1日中寝る。それかディズニー。
昔は犬が怖かったが、実家でマルチーズを飼い初めてから、犬が好きになった。まよお嬢様(阪田さんの愛犬)は3kgになった。良く飛び掛かって来るが、みぞおちにぶつかって来られた時には、「グハッ!」と声が出てしまった。

  • 葉書紹介

(応募葉書に書かれた質問に阪田さんが答えて行きました)

ホニゴン役の長嶝高士さんと2人で座りながら収録した。収録はナレーションと同じ方式。
出演していた役者の子が今は有名になっていて感慨深い。
収録時には、日本語の専門家に細かく直された。

強いて言えば、まよのお世話。おかげで日曜は早起きになった。早起きと言っても、8時とかではない。

    • 失敗談について

ない。パンを焦がしたことくらい。

    • 料理について

得意な料理はハンバーグとカレー。カレーはバーモントカレーと辛いカレーを混ぜて、バターで炒めた鶏肉、飴色玉ねぎ、ヨーグルト、牛乳、マサラを加えて作る。これは試行錯誤して辿り着いた味。すりおろしリンゴと蜂蜜を加えたこともあったが、甘過ぎた。
ソースや醤油をカレーに掛けるのは分かるが、マヨネーズは?(と会場にアンケートを取り、小数だが掛ける人もいると分かって)今度試してブログに感想を載せるかも。

  • 五月祭メモリアル

(阪田さんによる絵本「アンナの赤いオーバー」の朗読がありました。可愛い女の子・アンナから大人の男の人まで声色を使い分けた、見事な朗読でした)

  • プレゼント抽選会

(サイン色紙、サイン入り東大グッズ(トートバッグ、クラッチバッグ、キャップ帽、ポストカードセットその1、その2)、手編みコースターの計7点が座席番号の抽選でプレゼントされました。両隣の8番と10番が当選して、何だか異様に悔しかった…)

    • エンディング

楽しかったですか?(会場から大きな拍手があって)良かった。
来るときに赤門を見たが、車の中からなので良く見えなかった。


そんなこんなであっと言う間の1時間45分でした。阪田さんが身長147cmだと言うのは知識として知っていましたが、実際のお姿もちっちゃくて可愛いらしい方でした。
私はぱにぽにきっかけで阪田さんが好きになったのですけれども、阪田さんが前回人前に出たのは2005年7月3日のぱにぽに製作発表会(放送開始日当日)ですから、私のようなぱにぽに以後のファンにとっては、今回が初の生さかよんだったわけです。待望のイベントが遂に実現して、本当に本当に良かった。