南草津の戦い
立命館大学 Voice & Animation 研究会主催の「小野涼子・櫻井浩美トークイベントin立命館〜はるるんvsりょーこ 櫻涼合戦 春の陣〜」に行って来ました。
会場は立命館大学びわこ・くさつキャンパスのプリズムホール。この前の伊藤かな恵さんの時も参加しましたけれども、客は同じくらい入っていましたかね。
14時50分に櫻井さん、55分に涼子さんから注意事項のお知らせがあって、開演前から気持ちが高まります。
そして、15時過ぎ開演。予定通り17時までの、2時間イベントでした。
- オープニング
まず登場したVA研の司会の方が緊張で噛み噛みだったんですけれども、櫻井さんもタイトルコールで「はるるん」を噛んでしまい、司会の方の緊張は緩和されました。
お二人から自己紹介があった後は、大学でのイベントと聞いて期待していたことについてのトーク。涼子さんは学食、櫻井さんは屋台を楽しみにしていたそうですが、しかし新歓の時期は1週間前に終わってしまっていて、既に屋台も何もなかったので、櫻井さんは大いに不満がっていました。
そして対決型イベントである今回への意気込み。涼子さんの「泣かせてやる!」にやるに対して、櫻井さんは「泣いてやんよ!」と、早くも負けを覚悟していました。
- サイコロ風雲録
最初のコーナーだけはお二人の対決ではなく、サイコロトーク。使われたサイコロは、コーナーの最後に櫻井さんが回転しながら客席に投げ込んで、プレゼントされました
このコーナーでは気に入らない目が出たら、櫻井さんがサイコロを蹴って目を変える場面が多々ありました。
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- 涼子さん1投目
「今日の当たり目」。抽選で当たった人にサインをプレゼントする目でしたが、涼子さんは2回連続で空席の番号を引いてしまい、3回目でようやくプレゼントすることが出来ました。
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- 櫻井さん1投目
「今日の当たり目」。櫻井さんは1発で人が座っている席を引き当てました。
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- 涼子さん2投目
「もしひとつ願いが叶うなら」。涼子さんの願いは、勿論ベイスターズ優勝でした。
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- 櫻井さん2投目
「他己紹介」。櫻井さんが涼子さんについて紹介することになりましたが、6月22日生まれ・A型・弟がいる・ベイスターズが大好きな女の子と、表面的なプロフィール以外はなかなか出て来ない櫻井さん。ちなみに櫻井さんの紹介に合わせて、涼子さんは手でAを作ったり、バットを振ったり、女の子っぽいポーズをしたりしていて可愛かったです。
司会の方から櫻井さんだけしか知らない情報を言って下さいと言われたものの、櫻井さんが捻り出したのは、「一緒に游ぶ時はいつも雨」と言う、涼子さんファンなら誰でも知っていそうな雨女情報でした。
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- 涼子さん3投目
「最近の楽しみ」。Twitterでベイスターズファンと交流するのが、球場に行った気分になれて楽しいそうです。
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- 櫻井さん3投目
「最近の楽しみ」。「ゆけ!勇者」と言うスマートフォンアプリをやっているそうで、このイベント中も勇者を冒険に行かせているのだとか。
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- 涼子さん4投目
「学生時代の思い出」。短大時代にクラス委員長だったので「委員長」と呼ばれていて、名前で呼んで貰えなかったと言う思い出を語りました。この前も同級生に偶然会った時、「委員長」と呼ばれてしまったそうです。
- 私の考えがわかるか!?
徐々に増えて行くヒントから連想されるものを答える早押しクイズでした。櫻井さんはクイズが苦手なイメージがありましたけれども、涼子さん110ポイント・櫻井さん90ポイントと、割と健闘していました。
1度、涼子さんが1つ目のヒントを聞く前にボタンを押してしまい、何か答えないといけない場面があったのですけれども、涼子さんは「越後製菓!」と叫んで笑いを取っていました。
- 櫻涼絵巻
お題に沿った絵を書いて、客席からの判定で勝敗を決するコーナー。煩雑になるので、以下個々の勝負の結果は書きません。
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- (オリジナルの)道路標識
櫻井さんは、頭が桜の花になっている棒人間が闊歩している絵を書きました。その意味するところは「私が歩く時は他の人は道を開けろ」だそうです。対して涼子さんが書いたのは、ぱんにゃの絵に斜め線、そして上には「12-16」の数字。この時間帯はぱんにゃ禁止で、櫻井さんが通ることも出来ないとのこと。
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- ひこにゃん
涼子さんは兜の上に城が乗っている、何ともいえない微妙なひこにゃんを描きました。それに比べれば櫻井さんのは本物に似ていたのですが、持っているのが日本刀ではなく鎌で、ちょっと怖かったです。
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- ぱんにゃ
櫻井さんはぱんにゃ役であるにも関わらず、描いた絵はしっぽがぐちゃぐちゃになっていて少しグロい上、「にゃー」と間違った鳴き声が書かれていました。涼子さんはさすが、良く特徴を捉えた上手い絵でした。
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- お互いの似顔絵
涼子さんが描いた櫻井さんは少女漫画風の目が大きい可愛い絵。櫻井さんの涼子さんは、涼子さんの絵とは方向性が違って、独特の味があるもの。Tシャツのデザインにありそうと評されていました。
- 正解を撃ち抜け!
「知識」「エンターテイメント」「アニメ ゲーム」の3ジャンルに渡って、10・30・50ポイントの問題が用意されているクイズ。さらに100・200ポイントのスペシャル問題もあって、200ポイントの問題「溝らじ第96回で櫻井さんがゲストに来た時、アバンのドラマでシルファはどのように登場したか?」は、涼子さんが正解しました(「お歳暮としてダンボールで送られて来た」)。後から振り返ってみれば、ここで涼子さんが正解したことで勝負は付いていました。
- 一言演舞
お二人が同じ台詞を、箱から引いたキャラになって読み、客席の判定で勝負を付けるコーナー。台詞はうろ覚えの部分もあるので一言一句この通りではありませんが、そもそもお二人はアドリブを入れたり、お題の台詞にも手を加えたりしていて、そのまま読んだわけではないので、まあ良しと言うことで。
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- 「あなたは好きなんかじゃない。大好きなんだから」
涼子さん「台風のリポーター」。強風に飛ばされそうになりながらの告白でした。
櫻井さん「妹」。妹のキャラ作りに困っていた櫻井さん。涼子さんに「リサーナ」とのヒントを貰うと、何と実の兄であるエルフマンに告白すると言う、禁断の愛を見せてくれました。
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- 「私の方が年上よ!ふぇ、ちょ、ちょっと待ってよ〜」
涼子さん「後輩」。台詞とキャラの相性の悪さは、病弱で留年していると言う設定で乗り切りました。
櫻井さん「櫻井さん」。つまり本人のままです。ダメな生徒会長が新入生の前で挨拶しているという設定で、「石を投げないで〜!」と台詞を付け足していましたが、確かに櫻井さんが良く言っているイメージのある言葉です。
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- 「届け!私の想い!…なんてね、てへっ」
涼子さん「ウグイス嬢」。セルフエコーを入れつつ、明瞭な発音で喋っていました。
櫻井さん「熱血」。画面の向こうのジャッキーへの愛を熱く語りました。そして最後にはてへぺろ。
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- 「(猫に対して)にゃ〜って言ってよ、にゃ〜」
櫻井さん「癒し系」。瀬名蘭華がぱんにゃに語り掛けている1人芝居。本物だけあって見事でした。
涼子さん「先輩」。櫻井さんに対抗して瀬名愛理で台詞を言いましたが、1番頑張っていたのは、涼子さんに巻き込まれてぱんにゃ声で「にゃ〜!」と鳴いた櫻井さんだと思います。
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- 「はうぅ、こんなところでキスなんてできるわけないでしょ。…ほんとバカなんだから」
涼子さん「アイドル歌手」。心が折れそうになりつつも、プリズムホールをライヴ会場に見立てながら、頑張ってアイドル歌手を演じていました。
櫻井さん「関西弁」。電話越しに会話していると言うシチュエーションで始めたは良いものの、途中までキャラを忘れて標準語で喋っていました。思い出した後は、非常に怪しい関西弁を披露。
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- 「じゃっじゃ〜ん!ここでいいお知らせがあります。あなたのためにお弁当を作ってきました」
涼子さん「小野さん」。しかし本人と言うよりは、やたらとかわいこぶったキャラでした。
櫻井さん「カーナビ」。無茶苦茶な設定ですが、司会の方を運転手に見立てて小芝居スタート。櫻井さんの「そこを開けてみて」に対して、早押しクイズで使ったボタンを「ピンポン」と鳴らした、司会の方の対応力が素晴らしかったです。
- エンディング
結果的にはスペシャル問題で1度に200ポイント獲得したのが効いて、涼子さん750ポイント・櫻井さん590ポイントと、涼子さんが勝利。勝った涼子さんには神戸観音屋の高級チーズケーキがプレゼントされました。チーズケーキが好物の櫻井さんは残念そうでしたけれども、2位にもプレゼントがあると知って顔を輝かせます。しかしプレゼントされたのはセブンイレブンのチーズケーキ。涼子さんとの落差にまた不満がる櫻井さんでした。
お二人から出演作の告知があった後は、最後に一言ずつ挨拶が。お二人とも、会場のキャパを聞いた時に埋まるかどうか不安だったと話していました。確かに私も、出演者が2人いるとは言え、かな恵さん並に人が集まるとは思っていなかったなあ。
そんなこんなであっと言う間の2時間でした。やっぱり仲が良いお二人の掛け合いを見ているのは楽しいですね。私はお二人が出会った頃からそれぞれどちらも応援して来ましたけれども、長らく待ち望んでいた、この組み合わせのイベントを開催して下さって、VA研の人には感謝感謝です。