金沢と言えばタコス

藤田咲さんが出演されると言うことで、この前の日曜日は「あさぽん・さっきぃのすぺしゃるれくちゃー in 金沢工大祭」に行って来ました。


会場は石川県野々市市金沢工業大学扇が丘キャンパス5号館101ホール
私は11時45分に最後尾に並びましたけど、結局立ち見の70番目ぐらいでしたね。会場最後尾ほぼ真ん中と、教壇からは最も遠い場所になってしまいましたが、それ程大きいホールではなかったので、大きな不都合はなかったです。


13時開演。終演は14時35分過ぎ、1時間半強のイベントでした。

  • オープニング

まずは下田麻美さんと咲さんが登場して挨拶。お二人とも石川県は初とのこと。咲さんは小学校受験の時の思い出から、石川県と言えば手の形だそうです。
自己紹介として、咲さんがいるおかげで目立たないが自分も偏食家だと言う下田さん。食べられないものとしてまず納豆を挙げると、納豆大好きな咲さんは大きな声を上げて、信じられないとの反応をしました。

  • 1限目 フリートーク
    • 文化祭の思い出

下田さんは自分のクラスで作ったジュースが不人気で売れなかった話をしました。
咲さんは文化祭が自由参加だったため、始まったらすぐに家に帰って自宅で溜まっていたアニメを見ていたそうです。ちゃんと終了後の片付けには出席していたところは、実に咲さんらしいですね。

    • 声優をやっていて楽しかったこと

アフレコ・ラジオ・イベントなど色々な仕事があってどれも楽しい、とお二人とも語っていました。

    • 石川県で行きたいところ

野球好きな咲さんは星稜高校を挙げました。そこに行っても松井選手はいないと自分でツッコミを入れていましたけど。
下田さんは鈴村健一さんから教えてもらった名物・ゴリが何なのか良く分かっていなくて、会場から川魚だと教えられると、川に行って取ってくると冗談めかして言いました。

    • 食べたいもの

下田さんは金沢と言ったらカレーとの印象。
話は最近ハマっている食べ物に移って、咲さんが「紫芋のパンプキン」とボケをかましました。正しくは「紫芋モンブラン」でした。以前は食べられなかったものの、最近は「上澄み」だけは食べられるようになったそうです。

    • 声優を目指したきっかけ

咲さんは映画「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」を観て、私もデジタルワールドに行きたいと思ったのがきっかけとのこと。
これに対して下田さんのきっかけとなったのはセーラームーン。ある程度下田さんが大きくなると、声優を目指すことに反対していた両親は、下田さんの興味をバスガイドに向けようとしていたそうです。バスガイドも声を使う仕事だと理由を付けて。

    • 初めての仕事

下田さんはアイドルマスターの歌収録の話を。声が良く通っていると褒められたとのこと。
咲さんはAnime-TVのレポーターとして、秋葉原に出来たばっかりの劇場に行ったことを話しました。今までサインなんかしたことがなかったのに、壁にサインをさせて貰ったことがとても印象に残っている様子でした。その劇場は何年か前に潰れてしまったと言うオチ付きでしたけど。

    • 実際に作って欲しいロボット

工業大学っぽい質問と言うことで。
咲さんはガンダム下田さんはドラえもんを挙げました。そしてどちらが強いかの話になり、客席にアンケートを取ったりしました。後のコーナーで使う予定だった◯×の紙を先行使用して。その後もしばらくお二人は客席に質問を振って楽しんでいました。

  • 2限目 相談コーナー
    • 部屋が片付かない

咲さんは部屋に物を置かない、と身も蓋もない解決法を提示。でもそれだけではなくて、デザイナーズ家具を利用して「見せる収納」にすれば、意識が変わるのではと語りました。
下田さんは実体験を。引っ越した先で家具をバリ風で揃えて統一感のある部屋にしたら、部屋を散らかさなくなったそうです。

    • 英語の単位が取れない

咲さんは友達を作るのが大事と力説しました。代返を教唆していましたね。助け合いと言えば良いのに、利用したりされたりと表現してしまうところがさすが咲さん。
英語が得意だった下田さんは、ALTの外国人に積極的に話し掛けて、言っていることを理解しようとすれば身に付くとの回答。

    • 講義中に居眠りしてしまう

先生が平坦な話し方をして眠気を誘うのがいけないと言う話から、時々ラップを混ぜれば眠くならないと言うことで、下田さんが実演。徒然草冒頭をラップで読みました。

    • 中二病ですが、恋がしたい!

ここから何故かアニメに引っ掛けた半分ネタ相談シリーズ。
自分も中二病だったと言う咲さん。デジモンアドベンチャーヤマトに恋をしていたのに、02で空とくっついてしまい、クリスマスに失恋したと語りました。
その後は中二病同士が恋人になったら楽しそうとお二人で盛り上がり、会場にいる数少ない女性を男性客とくっつけようとしていました。

    • お金を使ってしまう。貧乏神が憑いているのでは?

下田さんは意思を強く持つことが大事と、自戒を込めて話しました。
咲さんは、お金を使うことは悪いことじゃない、それを働く意欲に変えれば良いと、マジメなお言葉。

    • ネットゲームがやめられない

咲さんは金欠になれば止められる、とバッサリ。
下田さんはオフ会を開いてリアルにも目を向ける案を披露しました。

    • 私、輝きたいんです!

ご当地アニメネタですけど、お二人は多分分かっていなかったですね。
咲さんが「頭を剃る」と言うと、下田さんも「ワックスを塗る」と物理的な回答。
でもその後はお二人とも、目標を持つことや何でも良いから好きなものがあることの大切さについて、良い話を聞かせてくれました。

  • 3限目 アフレココーナー

用意された絵にお二人が声を当てました。事前に絵は見ていたようですが、キャラ作りと台詞は完全にお二人任せでした。

    • ヒートシンクを持つ女の子

女の子とヒートシンクが付き合っていると言うシチュエーションで、咲さんはSっ気のある女の子、下田さんは某若本御大風のヒートシンクを演じました。「だいじょうぶらあああ」とか言っていました。

    • ボール盤

下田さんがボール盤操作するおじさんとボール盤の2役、咲さんは穴を開けられるものをそれぞれ担当しました。穴を開けられたのは順に、鉄板→風船→スケジュール。最後の時には、咲さんは今回お二人に同行したマネージャーになり切って、先方に下田さんが「電車の遅延」で遅刻する旨を伝える謝罪電話をリアルに演じ切りました。

    • ドリバー

金工大のマスコットキャラクターです。
ドリバーがショーをやっていると言う設定で、咲さんは司会のお姉さん、下田さんはドリバーをやりました。咲さんのハマりっぷりも素晴らしかったですが、下田さんのドリバーは好きな食べ物が単位(特に在籍年数制限ぎりぎりの学生の単位)の強烈なキャラクターでした。自作のテーマソングまで下田さんは用意していました。ドリドリドリドリドリッバ〜♪

  • 4限目 クイズコーナー

座席客のみ、◯×の書かれた紙を使ってクイズに参加出来ました。最後まで残った3人にはお二人のサイン色紙がプレゼントされました。
立ち見なので私は参加出来なかったのですが、問題にお二人に関するものはなく、全て石川県か金工大関連だったので、非石川県民かつ非金工大生の私には歯が立たなかったですね。
ちなみに今回のイベント、石川県民率が8〜9割、これが声優イベント初参加と言う人も同程度の割合でした。

  • 咲さんの誕生日お祝い

実はもう1問クイズが残っていると言う司会の人。出された問題は「10月19日は藤田咲さんの誕生日である」。勿論会場の答えはほぼ全員が◯。と言うことで、サプライズの誕生日お祝いが行われ、皆で「Happy Birthday to You」を斉唱。用意されていたケーキには咲さんの顔が描かれていました。感極まって言葉に詰まる咲さんの姿を見ることが出来ましたよ。

  • エンディング

お二人から挨拶があった後は、お二人の「起立」「礼」「着席」でイベント終了。
退場時、体全体を使って大きく手を振る咲さんと、投げキッスを残して行く下田さん。


咲さんを生で見たのはうたがっせん以来でしたけど、やっぱりさっきぃは可愛いなあ。これはクロジの舞台も何としてでも行きたいところ。