水橋かわいいよ水橋

KIDDY GRADE −TRUTH DAWN− 黎明篇の最終日に行って来ました。


テアトル新宿に着くと、まずパンフレット(700円)を買ってから上映室入り。前回や前々回同様、テレホンカード(1500円)はスルーと言うことで。
今回はゲストが発表される前の発売当日にチケットを押さえていたので、前から3列目とかなりの好座席。第一部、第二部、第三部とゲスト回のチケット入手方法が毎回変わったキディ・グレイド劇場版ですが、第三部は電子チケットぴあで買うことが出来たので現地で列に並ばずに済み、楽でした。


21時20分になり、司会の小菅真美さんと木村郁絵さん登場。その後、計7人のゲストも会場入りし、トークが始まりました。まず簡単な自己紹介の後、第三部のテーマに掛けて「母親はどんな人か? 敵わないと思うところはどこか?」と言うお題が出され、最後にキディグレへの想いを各自話して終了と言う構成でした。いつものごとく事前に楽屋でアルコールを飲んでいたので、皆さん、出来上がっていましたw
以下、お題への回答を中心に、各ゲスト毎のトーク内容のまとめ。

井上喜久子、17歳です」「殴らないで!」と言う新ネタを考えて来たそうです。実際にやったのはいつも通りの「おいおい」だったのですが、楽屋で稲田さんにその話をしたところ、稲田さんは「井上喜久子、17歳です」の時に殴り掛かるポーズをしていましたw
井上母は、井上さんよりもさらにおっとりとした人らしいです。

徳永母は老後の楽しみとしてパチンコに目覚めてしまったとか。そのおかげで徳永さんよりもエヴァンゲリオンに詳しくなったそうですw

ショート・パンツにノー・スリーヴで、かなり可愛かったですw
水橋母は井上さんや徳永さんのように天然で、そのため水橋さん自身はツッコミとして育ってしまったとのこと。普通の人にとっては話し掛けにくいような天然な人に対しても、ちゃんと会話をすることが出来ると言っていました。
この業界に入る前は自分自身は変わっていると思っていたところ、業界に入ってみるともっと変わった人だらけで、自分は普通だと思い直したとのエピソードも語っていましたw

桑谷母は桑谷さんを上回る毒舌で、桑谷家では毒舌の応酬が繰り広げられているみたいです。桑谷さん本人にとってそれは普通のことなのですが、他人にはそれが通じないことも。以前井上さんの近くで母親との会話内容を話していたところ、それを聞いていた井上さんに「なっちゃんはお母さんと上手くいっていないの?」と本気で心配されてしまったとのことですw
そんな毒舌親子に対して井上さんは、「毒×毒は薬になる」とフォローになっていないフォローをしていましたw

ある女性と同棲し始めたところ、それを知らせる前に母親から電話があり、女性が出てしまった。慌てる女性に対して、母親は「いずれお会いすることもあると思いますが」と冷静に返したそうです。それを聞いた飛田さんは母親には敵わないと思ったとかw
飛田さんの口からは鈴置洋孝さんの話も出て、色々と感傷に浸ってしまいました。

スーツにサングラスと言う、半ば出オチのような出で立ちをしていました。
以前若本さんとゲストで来た時に、酔った若本さんに「子分にしてやる」と言われたそうです。この作品のおかげで父親のような存在が出来たと喜んでいましたw

稲田さんの話を軽く受け流し、お題とは全く関係ない宣伝をし始めましたw
どうやら近い内に「いやされバー」と言うインターネット番組が始まるそうです。バーで収録される番組で、アイドル声優を迎えてトークをするとのこと。若本さん曰わく、「視聴者に癒しの波動を与える」番組になるみたいです。ところが、ゲストがなかなか集まらないそうで、舞台上で井上さんにオファーを掛けていましたw
他にも井上さんが話している時に、舞台の反対側で稲田さんとプリズン・ブレイクの話で盛り上がるなど、御大はやりたい放題でしたw キャラの濃さでおいしいところを全部持って行っちゃった感じです。


盛り上がったトークもお開きとなり、本編上映開始は22時から。
脚本にはツッコミどころもあるのですが、やっぱり良い作品ですね。エクレールシュバリエ、ドヴェルグとアールヴの親子の絆の他にも、生まれ変わったシュウ、「エクレール」と名付けられたパドゥーシカの子供、エクレールの活躍を見てGOTT受付嬢になったフルール、そこにやって来るブッフフォルツとホルスなど、人と人との繋がりが描かれていて、不覚にも割と感動してしまいました。
他に第三部の見所は、何と言っても対デュカリオン戦ですね。あまりに激しくビームが降り注いでいるので、いや、それ絶対当たっているだろとか思いながら見ていましたがw
それに設定が事細かにされているのもポイントが高いです。例えば、第三次限定戦争時にエクとリュミが載っていたメルポメネがスヴァルトの原型だとか、エル・ラックでスヴァルトが地中から出て来たのはヒドゥン・ステルス能力によるものだとか、デュカリオンとの戦闘時に6機のラミューズがタイミング良く現れたのはヴィルヴェルヴィントが呼び寄せたからだとか、コンクルージョン(もしくはパンフレット)を読んでいないと分からないようなところまでちゃんと設定されていますし。
ちなみに第三部のEDはsavage geniusの「あなたのようです。」でした。


そんなこんなで上映が終わったのは23時30分。最終日なのに飛び入りゲスト(特に永田亮子さん)が来なかったのはちょっと残念だなあと思いつつ、帰路に就いたのでした。