謳えない丘

ここ2週間、アニメ感想が全く書けていませんが、まずはCDの感想でも。3つの内2つは、背景コンビよりも発売日が前だったりしますが…


青空loop

青空loop

歌詞カードで、表題曲「青空loop」の題名が「青空」になってしまっているんですけどw 制作段階で誰も気付かなかったのだろうか…
私今まで、marbleはmiccoさんが作詞担当で菊池達也さんが作曲担当だと勝手に思い込んでいたのですが、miccoさんが作曲をすることもあるんですね。かみちゃまかりんのEDクレジットで、「アネモネ」や「空中迷路」の作曲者がmiccoさんだと言う情報を見ていた筈なのに、とんだ勘違いです…。思えば、「青空loop」以前は唯一の手持ちだった「旋律の彼方」の収録曲は3曲とも菊池さん作曲でしたから、そこでイメージが固まってしまっていたのかもしれません。
と前置きが長くなりましたが、「青空loop」も「clover」も、marble独特の透明感は相変わらず健在。「青空loop」の方は、marbleには珍しくアップテンポな曲ですが、これはこれで良いですね。


「澪~ミオ」~Ar tonelico2 hymmnos concert Side.蒼~

「澪~ミオ」~Ar tonelico2 hymmnos concert Side.蒼~

多重録音+ヒュムノスと言うことで、歌詞カードを見ていてもどこを歌っているか分からなくなる曲が多いですw 特にMETHOD系のヒュムノスはさっぱりです。METHODとEXECでは、同じヒュムノスでも違いがあるようで、METHODの単語は見慣れないものばかりでした。
発売前のイベントでも話題になっていた「METHOD_REPLEKIA/.」。志方あきこさんの本領が発揮されている1人合唱曲ですねw 「早口言葉」の部分は収録に苦労したと言うだけあって、容易には歌えない感じです。
「EXEC_over.METHOD_SUBLIMATION/.」の最初の2曲は、志方さん本人のアルバムではなかなか聴けないような曲風ですね。「コワレロ、コワレ、コワレ、コワレテユケ」のフレーズが、妙に頭に残っています。何となくタモリのソバヤを連想しましたw つまりアフリカっぽく感じたと言うことですが。
聆紗の子守唄」の「もう1つの解釈」とは、追悼歌ってことでしょうかね? 多分ゲームをやれば分かるのでしょうけれど。
3パートの日本語歌詞が同時に進行して行く「永久に結ひて」。各パート毎に微妙に歌詞が違っていて、それが美しく溶け合っていました。
14分を越える大曲「EXEC_HAIBANATION/.」。日本語訳に表れていないヒュムノスの想音部分を追って行くと、より深い理解が得られますね。例えば、9日目の夜の後までは「Was yea ra crushue anw dornpica」だったのが、10日目の夜の後には「Was i ga 〜」になり、100日目の夜の後には再び「Was yea ra 〜」に戻っているとか。
このCDを聴いている内に、ゲームがますますプレイしたくなって来ました。歌のさらなる解釈のためにはゲームの知識が不可欠ですし、それにゲームそのものもかなり面白そうです。歌詞やブックレットに付いているコメントを見ると、相当世界観が作り込まれているようですね。


空ノ言葉(初回限定盤)(DVD付)

空ノ言葉(初回限定盤)(DVD付)

savage geniusの存在自体は随分前から知っていたのですけれど、注目するようになったのは割と最近。きっかけは、シムーンEDの「祈りの詩」…ではなく、地獄少女 二籠EDの「あいぞめ」でした。そんなわけでこの曲に対しては思い入れも深いわけですが、今回のアルバムに収録されているセルフ・カヴァー「あいぞめ 〜二籠」を聴いて、ちょっと微妙な気分になりました。やっぱりオリジナルの歌い手である能登麻美子さんの方が、この曲に合っているような気がしてならないのです。勿論歌の上手下手で言ったら、ああさんの方にかなりの分があるのですが…
と最初に不満を述べてしまいましたが、それ以外の曲はどれも素直に楽しめました。中でも、疾走感のある「光の行方」、歌詞が素敵な「あなたのようです。」、楽器がにぎやかな「虹を渡る時がきた」辺りが好きです。
収録曲のいくつかはナッシュヴィルで収録されたそうですが、バンド・メンバーがスゴいですね。素人なのでどこがどうと具体的に言えるわけではないのですけれど、聞いた瞬間に「これは!」と思わせるものがありました。特にChad Cromwellさんのドラミングとか。
初回限定盤に付いてくるDVDは、CDよりも収録時間が長く、どっちがおまけだか分かりませんw 中身は、アニメエキスポの様子、ナッシュヴィルでの収録風景やライヴ、そしてPV(「もう二度と…」、「あなたのようです。」、「虹を渡る時がきた」)でした。「虹を渡る時がきた」のPVを見て、この曲がどう言う曲なのか、何故アルバムの最後に収録されているのか、分かった気がしましたよ。
このDVDで初めてtakumiさんの顔をまじまじと見たわけなのですが、あれ?どこかで見たような、と感じました。良く考えてみると、The World of GOLDEN EGGSに出て来そうな顔なんです! って、これ、かなり失礼な表現かもしれませんけれどw