ラジオ出演も続いて嬉しい

うららかeasy

うららかeasy

「Sweetie」以来1年半ぶりとなる、折笠富美子さん本人名義のCDです。このアルバムの情報が出て来るまで、ジェネオンの公式サイトの動きと言えば、たまに「Anyway」(現diary)が更新されるくらいでしたので、次はもうないものと思っていました。ですから、サード・アルバムが出ると知った時は、願ってもいない喜びを覚えました。
とは言うものの、今回は前2作とは違い、折笠さんのセルフ・プロデュースと言うことで、一抹の不安もあったのです。元々上野洋子さんが好きと言うこともありまして、果たして私は満足することが出来るのだろうかと。
まあ、結果的に言えば、全くの杞憂でした。上野さんが関わっている「Sweetie -うららかmix-」、「夕待ちの風」、「brooch」は勿論のこと、他のどの曲も折笠さんのやりたかったことが表れていると感じられました。特に気に入ったのは、伴奏が心温まる「おかっぱちゃん」と、名前の通り、織物を題材としたポップな曲「テキスタイルPOP」ですけれど、よく考えてみると、この2曲だけ一人称が「僕」や「ボク」ではなく、「あたし」になっています。その辺りにも惹かれた理由があるのかもしれません。
曲以外の部分でも、歌詞カードの文字が手書き文字になっていたりして、うららかな気分になれましたw