2008年2月4日アニメ感想

俗・さよなら絶望先生 / 第五話『文化系図』『私はその人を常に残りものと呼んでいた』『恩着せの彼方に』

Aパート。「当たってないのにデッドボールもらったり」って、達川のことか――――――――っ!!!!! 「飛騨毬湯」「酢決血」とひだまりスケッチネタがありましたが、さすがスタッフがスタッフだけに各キャラの後頭部が本物にそっくりでしたw
Bパート。顔の一部や足のアップが映されたまま会話が進んで行くなど、何故か実験的な構図が多かったですね。あの女子大生はカツラを付けているようでしたけれど、ひょっとして正体は可符香? 中の人が同じですし。
Cパート。本音が文字で示されていましたけれど、画面が切り替わるまでに読み終わるのが大変なので、こう言うのは止めて欲しいですw 「恩着せがましく元アシにエンドカードを要求しました」とあったのでもしやと思ったら、やはり今回は畑健二郎先生担当でした。
EDの曲と絵が変更となりましたが、沢城みゆきさんの歌い方があまりマ太郎っぽくないような。

ARIA The ORIGINATION / 第5話「その おもいでのクローバーは…」

前回に続いて今回も原作のアニメ化。ですが、幼い頃の藍華の台詞が上手く出来過ぎているように感じられていまいちでした。「私はこっちの方が好き」までは分かりますが、その後は無理矢理言わせているように見えてなりません。ここは原作通りなので、原作の時点でも同じ違和感を覚えたのですけれども。
それにこの話はトラゲットの次に持って来るべきではないとも思いました。アトラや杏と比べると、藍華の悩みはやや抽象的で、どちらかと言うと贅沢な悩みですから、連続で見せられると印象が弱くなってしまいます。
まあ、泣く藍華とか幼い頃の藍華とか、斎藤千和さんの神髄を味わえたので良しとしますか。それに話が藍華視点だったため、最後にアイちゃんの余計な一言がなかったのもすっきりしていて好印象でした。
そう言えば原作同様、花壇の中に描かれていたのはクローバーではなくて、カタバミでしたねw 区別の付いていない人が多くて困ります。

GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- / 第5話 泡沫と追憶

今まで第2期では原作第3巻の話が描かれていたのですが、今回はいきなり第5巻に飛びました。原作とは場面切替の順番を入れ替えていましたけれど、テンポを悪くしただけのようにしか思えませんでした。レオナルドがマルコーと鉢合わせする前に、五共和国派の一員だと言うことを視聴者にはっきりと教えてしまったのも、あまり頂けませんね。唐突にエリザヴェータを出して来たのも、微妙でした。あの出し方は、いくら何でも不自然過ぎです。
公式サイトのあらすじに「マルコーは(中略)気持ちとは裏腹にアンジェリカに冷たくあたっていた」とありますが、あれは「気持ちとは裏腹」にではなくて、記憶が消えて行ってしまうアンジェリカに対して無気力になっているのではないのですか? ヘンリエッタの下手な萌えキャラ化と言い、これだから第2期は…
パトリツィアの中の人は第1期でエルザ・デ・シーカ役だった能登麻美子さんでしたけれど、キャストを総入れ替えしたのに、何故中途半端にまた能登さんを使うのでしょうか。良く分からないなあ。