2008年3月3日アニメ感想

俗・さよなら絶望先生 / 第九話『一人より女夫の方がええいうことでっしゃろ』『奥の抜け道』『絶望ファイト』

Aパート。マリアメインと言うことで、沢城みゆきさん大活躍。やっぱりみゆきちはすごいや。「ゆるこりん」は矢島晶子さんも良いですけれども、個人的には新谷良子さんに声を当てて欲しかったですね。奇しくもちょうど同じ日のヤッターマンで、元ネタが同じ「ようこるん」を新谷さんがやっていたのでw
Bパート。再びマリアの出番が多くて嬉しい限り。確か千里の中の人も、去年の抱負がドジっ娘になることだったようなw こなた、かがみ、つかさはいるのに、省かれてしまったみゆきさんが可哀想と思いつつ、カープ・ファンとしては「隠し球でアウト」に異常に反応してしまいましたw
で、随所に挿入されていた「絶望ファイト」。さすがに元ネタが35年以上も前となると、古過ぎて良く分からないですw ED後に出て来たベンゼンの構造式も謎。2001年宇宙の旅ネタぐらいは気付きましたが。
アニメ・ミゼラブル」を聴いて、そう言えば改蔵の初期の頃までは下ネタが多かったことを思い出しました。あそこで方向転換がなかったら、絶望先生も多分なかったでしょうね。

ARIA The ORIGINATION / 第9話「その オレンジの風につつまれて…」

遂にあの3人の中からプリマ昇格者が出ました。原作の連載は既に終了、コミックス最終巻は10日発売と言うことで、色々な意味で終わりを強く意識せざるを得なくなって来ました。今はちょうど3月。天野こずえ先生の飼っていらっしゃったアリアが永眠してからもうすぐ1年です。
原作で初めて「今なら何をやっても上手くいくような」と言うアリスの台詞を見た時は、失敗するフラグかと思ってしまったんですよね。調子に乗っていると怪我をするぞ的な感じでw そんなことにはならず、無事に済んで良かった良かった。
ピクニックに行くことが以前から話題になっていたり、向こうからやって来たウンディーネに「がんばってね」と声を掛けられるタイミングが変わってその後の会話への流れがより自然になっていたりと、珍しく原作からの変更点を好意的に受け入れることが出来ました。勿論アニメでしか表現出来ない良さもあり。操船技術の上手さはやはり動画の方が分かりやすいですし、何より夕日を背に歌うアリスは、やはりカラーで、しかも回想シーンが効果的に挿入されていた方が印象に残りますよね。唯一ケチを付けるとすれば、歌うことが大好きだと言う気持ちの大切さをアテナがアリスに諭すシーンで、いや、アニメのアンタは自分で歌ってないでしょ、と思ってしまったことくらいです。アリスはちゃんと中の人が歌っているのに、アテナさんはずるいと思いますw

GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- / 第9話 賢い蛇 純真な鳩

2話分を1話に収めるためか、原作から大分構成を変えて来ましたね。元々原作から入った者だからそう思うのかもしれませんが、アニメ第2期における原作からの変更は殆ど裏目に出ているような気がしてなりません。ジョゼとマルカントニオの会合と、マルカントニオが武器の横流しに関係していることの発覚の順番を入れ替えたこととか、スカートを履いた可愛いリコと、いつも通り少年のような格好をして屋根の上で銃を撃つリコとの対比が、2つのシーンを離すことによってなくなってしまったこととか。一応アニメでも服を選ぶシーンの前は戦闘でしたけれど、あれでは対比として弱い、と言うか対比にはなっていないですし。
それ以外に、ジョゼとヘンリエッタの出番を増やすための改変もどうなんでしょうかね。原作では暗殺計画の協力者だった人が、アニメでは大佐の仲間と言うことでヘンリエッタに殺されてしまいましたけれど、あんな殺し方をするなら、わざわざオペラの観劇中を選んだ意味がないのでは?
でも、ベアトリーチェの出番増は歓迎です。と言うか、もう第2期に期待するのはそれだけです。元々原作でもビーチェが本格的に登場している唯一の回でしたが、さらに省略されていた爆薬捜索シーンがちゃんと描かれ、ベルナルドがトスカの粗筋を説明している時にも台詞があり、しかも最後の食堂のシーンでも登場。ビーチェ好きにとっては、これだけでも嬉しいものです。