2008年3月31日アニメ感想

俗・さよなら絶望先生 / 第十三話『鎌倉妙本寺解雇』『大導寺信輔の音声』『あにいもうと、という前提で。』

最終回のOPは全部カラーになっていました。3本立てや頻繁に替わるOP・EDなどの作業量の多さが「現在はひだまりを圧迫してい」るそうですが、365では富士山事件のようなことが起こりませんようにw
Aパート。先生を追って最北の学校へ生徒達が付いて来たのを見た時には、微妙に感動してしまいましたw いや、そう言う話でないのは分かっているのですけれども。
Bパート。芽留の父親は麦人さんですかw 初音ミクもわざわざ本物を連れて来たのはスゴい。そう言えば「ダメ絶対音感」って、改蔵で生まれた言葉でしたね。
Cパート。懐かしのおしゃれ先生登場。と思ったけれど、店名が「おしゃれSHOPルイージ」でしたから、おしゃれ先生美良野マリオ)の弟だったりするのでしょうか?ちなみに私は大学に合格するのを前提とした部屋探しを試験前日にして、合格発表前に契約までしてしまった経験の持ち主ですw
微妙に三期への希望を持たせつつ、新EDで二期終了。個人的には絶望先生のアニメはこれでもうお腹一杯のような気もしますが、続きがあるならそれはそれで。

ARIA The ORIGINATION / 第13話「その 新しいはじまりに…」

アリシアの引退セレモニーはグダグダで、何でもかんでも挿入歌を流せば良いってものでもないのですが、それ以外の部分は概ね満足でした。特にアリシアが見つからなくて、思わず涙が溢れて来てしまう灯里。あそこを聴いて、ああ、灯里役が葉月絵理乃さんで本当に良かったと、改めて思いました。今まで声優さんの演技がここまで真っ直ぐ心に届いたことはなかったかもしれません。
一足先に原作もラジオも終わりを迎え、遂にアニメも最後となってしまいました。ARIAの終了自体も勿論寂しいのですが、葉月さんの声を聞ける場が1つなくなってしまったのも、私にとっては痛手です。どうやらBLUE DRAGONの二期にもクルックは出て来るようなので、レギュラー消滅は避けられそうですが。
にしても、引退セレモニーの後、ARIAカンパニーの全景が映った時、彩色パリーナの位置が盛大に間違っていたのには吹きましたよw 結局最後の最後まで設定が安定しませんでしたね…

GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- / 最終話 そしてピノッキオは人間に

あまりの酷さに涙が出そうになりました。
今更作画や音楽がどうこうとは言いません。クリスティアーノの「すまなかった」の意味が変わっていたり、アンジェリカが背伸びして銃を撃っている描写が省かれていたり、車の落下の仕方が明らかにおかしかったりしたことには目を瞑りましょう。何が酷いって、事が終わった後のトリエラ担当官ですよ。
まずピノッキオにシンパシーを感じているかのようなトリエラ。死体の上にペンダントを置いたり、ピノッキオは自分と似ている気がしたと言ったり、随分と温い話になってしまいました。あの2人の類似は視聴者が分かっていれば良いことです。トリエラはそんなことには思い至らず、ピノッキオを殺してヒルシャーさんに褒めて貰うことしか考えていなかった。そう言う皮肉的な空しさが良かったのですけれど…
で、ヒルシャーの方はどうかと言えば、トリエラを抱き寄せること自体は原作通りですが、先にもたれ掛かったのがトリエラの方になっていましたし、直前のトリエラの台詞やお互いの表情が違っているため、恋愛的なニュアンスが出てしまっていました。他の担当官についても、マルコーは妙にアンジェリカに対して優しいし、ジャンも遠回しにリコを心配するようなことを言っちゃって、もう本当に何なの、これは。こんなのガンスリじゃない…
最後は取って付けたように、ジョゼとヘンリエッタが手を繋いで、散々な出来だった二期もようやく終わりました。この作品は、原作者が関わったことで台無しになったアニメの好例として、後世まで語り継がれて行くでしょう。