2008年4月21日アニメ感想

ヴァンパイア騎士 / 第3夜 「懺悔の牙(ファング)」

街に出た時に昔のことが頭に浮かんで駆け出したり、学校にいるヴァンパイアと今自分を襲って来るヴァンパイアとの違いに揺れたりと、優姫の心理描写が上手いですね。さすが岡田麿里脚本と言いたいところですが、原作未読故にどこまでが岡田さんの腕によるものなのか、はっきりと分からないのが歯がゆいところw
最初はヴァンパイア・パートすらコミカルでしたが、案の定シリアスな後半とバランスを取るためだったようで。出て来た情報を総合すると、零とその家族を襲ったヴァンパイアは純血種で、家族は殺され、零は生き延びたものの咬まれてヴァンパイアとなってしまった。しかも人間がヴァンパイア化すると、本来のヴァンパイアとは違って理性を失って凶暴化してしまう。とまあ、こんなところですかね。
枢が零に対してどう思っているのか気になりますね。零はもう寮に帰ったと優姫に嘘を付いたのは、零に配慮しているように見えなくもないですが、それも全ては優姫のためかもしれません。基本的に枢と零は優姫を挟んでライバル関係にあるわけで、やっぱり心の中では邪魔に思っているのでしょうか。枢はあまり感情が表に出ないタイプなので、本心を読むのは難しいですけれども。