2008年6月30日アニメ感想

ヴァンパイア騎士 / 第13夜 「深紅の鎖(リング) 」

と言うわけで、今回のEDクレジットでは緋桜閑役が無事折笠富美子さんに戻りました。まあ、先週のがクレジットミスだったのは自明でしたけれども。閑を演じている時の折笠さんは抑制の効いた芝居で、折笠さんの歴代の役の中でもかなり好きだった方なので、もう出てこないかと思うと残念ですね。あ、でも回想で登場する可能性もなくはないか。
どうやら枢の狙いは純血種である閑の血だったようですが、しかしそれは手段であって目的ではない筈です。結局枢が真に意図しているところは、1クール掛けても見えて来ませんでした。嫌っている零に対して血を分け与えるくらいですから、優姫のことを心底気に掛けているのは間違いないと思いますが。そう言えば、優姫の正体については全く触れられませんでしたね。優姫の失われた記憶が明かされれば、何故ここまで枢が優姫を想っているのか、そして優姫のために何をしようとしているのかが分かるのかな?
しっかし、ここで第1期終了とは切りが悪いですねえ。一応閑の件が片付いたとは言えますが、大きな区切りとは感じられないし、続きを一刻も早く見たいと思わせるような、強い引きがあるわけでもないし。もやもやとした中で終わってしまった感じです。最初から「1クール→間を開ける→もう1クール」が予定されている作品ですと、こんな風に2クール作品を無理に分けたような印象になってしまうことが多いような気がします。
とは言え、シリーズ構成が岡田麿里さんである限り、第2期も期待しているんですけれどね。