2008年9月10日アニメ感想

魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜 / 第十話 いのち

明かされたソラの事情は、概ね推測通りでした。魔法遣い特有の病気と言うのはさすがに読めませんでしたが、なるほど、ソラの父親も同じ病気で死んでいるのならば、ソラの死期が迫っているのに母親に切羽詰まったものが感じられなかったのも、覚悟が出来ているからと言うことで筋は通ります。
母親の態度以外に、自分の推測にあと1歩の自信が持てなかった理由としては、ひよりが豪太を好きになったこともありました。残り話数を考えると、生死に関わるシリアス展開と三角関係を両方とも処理するのは無理なんじゃないかと。今のところ三角関係が生かされているとは言い難いですが、後2話でそっちも十分に描かれるのでしょうか。
ソラについては、後は落とし所をどこへ持って行くかに尽きますね。魔法の奇跡で完治と言うのはあまりにご都合主義的。かと言って、ソラの死まで描いてしまうと後味が悪い。残された時間を豪太と一緒に生きて行くと言う、半月的エンドがベストかなあ…