2008年10月21日アニメ感想

魍魎の匣 / 第三話「羽化登仙の事」

今回のアヴァンは「匣の中の娘」(作中作?)からの引用ではありませんでした。アヴァンはずっと本編とは無関係に進んで行って、最後に謎が解ける時に本編と繋がる構成になっているかと思っていたのですが。
やっぱりどうも頼子が怪しいです。黒い服の男が加菜子を突き落としたと言うのは、頼子が自分の中でそう言うことにしただけではないかと。「思い出した」のではなくて、「思い付いた」と言っていますし。とは言え、私が最初からそのつもりで見ているからそう見えるだけかもしれませんけれども。木場刑事は頼子の言を信じたようですし。
でも加菜子が消えたシーンの頼子の反応(と頼子視点のBGM)を踏まえると、やっぱり頼子が怪しいんだよなあ。あのような極めて主観的な解釈をする人ならば、自分の犯行をいもしない男がやったことだと思い込むことも出来そうに思えるのです。