2008年12月17日アニメ感想

地獄少女 三鼎 / 第九話「はぐれ稲荷」

糸を解く前までに説明がなかった部分については契約未成立。よって楓は死後地獄に行く必要はない、と言いたいところですが、あいにそんな主張をしても通らないだろうなあ。と言うか、その手のことを問題にするのならば、そもそもターゲットを地獄に流す殺人契約は公序良俗違反で無効ですからねw
本当に「ゴンさん」が憑いていることを証明するため楓が地獄通信にアクセスすることも、流した大学生が実はストーカーではない・次なる依頼が来てどうにもならなくなると言うオチも結構簡単に読めてしまいました。そう言う意味では、綺麗に纏まってはいるけれども今一つ物足りない、そんな話でした。
それに三藁達の会話で色々と解説してしまうのもどうなんでしょうかね。「ゴンさん」なんて存在せず、全ては偶然。しかしそれが唯一の拠り所である楓は自分に「ゴンさん」が憑いていると信じ込んでいるなんてことは、わざわざ説明されるまでもなく推測出来ることですから、その辺りははっきりさせることなくボカしておいた方が良かったのではないかと。まあ、あそこまで親切に言われないと分からない人もいるのも確かですが。