2009年2月4日アニメ感想

地獄少女 三鼎 / 第十五話「兎と亀」

うさぎの友人3人組の1人が井澤詩織さんでした。これがアニメデビュー作のようです(最速同士で比べると、とある魔術の禁書目録第15話より放送が8時間35分早いので)。*1明・めぐみのドリーム・ドリーム・パーティでD.F.A.だった頃から、同期の中では1番可能性を感じていました。なんて今更言っても後出しも良いところですが、ドリパの1リスナーとしては、これからももっと活躍して行って貰いたいところです。それこそ新谷良子さんや清水愛さんを超えるぐらいの勢いで。
うさぎが美知人を何故流したのかは、はっきりと明言されませんでした。普通に考えれば、「お前にだって」と言う見下した言い方がトリガーだったと思えるのですが、あの回想シーンをどう解釈したら良いものやら。うさぎはまだ美知人のことを男性として好きだったのに、美知人は結婚の約束を忘れてしまっていたからと言うのは、明らかに間違いだと思うんですよねえ。「美人になったら結婚してやるよ」を「いずれ対等な存在として見てあげる」と読み替えて、それにも関わらず未だに兄が自分を下に見ているのが許せなかったと捉えるべきか。
さらにもう1つの謎。どうしてゆずきは、あんなにも早くうさぎ地獄通信にアクセスしようとしていると感知出来たのでしょうか。Bパート開始直後、地獄少女一行集合シーンに山童がいたと言うことは、この時点でうさぎはまだ黄藁(山童)を受け取っていません。ですからうさぎが実際に藁人形を受け取ったのは、兄に保との仲を引き裂かれた後でしょう。だからと言ってそれ以前、兄の名前地獄通信に書き込もうとしたことがないとは言い切れないのですが、しかし「地獄…何ですか?」とゆずきに言ったのが嘘とも思えませんから、うさぎ地獄通信の存在をゆずきから教えられたことになります。とすると、ゆずきが持っている、地獄通信にアクセスしようとしている人が分かる能力と言うのは、その能力を持つゆずき自身がどう動くかも因果の流れの中に組み込んでいるのでしょうかね。つまりゆずき鈴の音を聞いた時点でもう手遅れで、何をしようとも結果は変わらない?

*1:と思ったら、AT-Xとある魔術の禁書目録第15話の方が早かったようです。