主人公に名前がないのは感情移入しやすいように

『ぼくんちに、マツイヒデキ!?』(学研)刊行記念イベント<その2> あさのますみ トークショー&絵本朗読 「わたしのはじめての絵本」に行って来ました。


本当は昨日文化学院で行われたアニスパのイベントにも行きたかったんですけれどね、さすがに土日の両方ともイベントに費やす時間はなかったので見送りました。
どっちかを選ぶとしたら、そりゃ断然こっちでしょう。何と言っても、あさのますみとしての初イベントですから。


会場である青山ブックセンター本店に着いた時点でもうあまり余裕がなかったのですが、欲しかった本を店内で探していたら、結局見つからないまま開場時間の17時30分になってしまいました。先着順の自由席だったのに。でも、カルチャーサロン内に入ったところ、前から3列目の真ん中辺りが1席空いていたのでちゃっかり滑り込み、それなりに良い場所を確保。


18時5分、あさのますみ先生と藤井さん(学研の担当さん)が舞台に上がってイベント開始。今日は「白ますみん」と言うことで、服装も白でした。
前半はトークショーでしたが、最初はまず今回の絵本の題材である松井秀喜選手についての紹介。ネタなのか、それとも素なのか、所々たどたどしくなっていましたw
次は、今回の絵本が出来るまでの話。学研の編集長に持ち込みをして書かせて貰えることになったと言う経緯は今までラジオでも聞いていましたが、そこから先は初めて。当初は、松井選手がバットで忘れ物を打って届けたり、布団を叩いたりと言った案もあったそうですw でも松井選手の野球に真摯な姿勢にそぐわないと思ってボツにしたのだとか。
最後にあさの先生が小さい時に好きだった絵本の話。紹介されたのは、

どろんこハリー (世界傑作絵本シリーズ)

どろんこハリー (世界傑作絵本シリーズ)

はけたよはけたよ (創作えほん 3)

はけたよはけたよ (創作えほん 3)

ぐるんぱのようちえん

ぐるんぱのようちえん

ロバのシルベスターとまほうの小石 (児童図書館・絵本の部屋)

ロバのシルベスターとまほうの小石 (児童図書館・絵本の部屋)

でした。あさの先生は「はけたよはけたよ」の主人公の真似をして幼稚園の頃、下に何も履かずに外へ出てしまったことがあるそうですw


後半は絵本朗読。スクリーンに絵本の頁が映される中、あさの先生が「ぼくんちに、マツイヒデキ!? (学研おはなし絵本)」の朗読をしました。これぞまさしく自作自演ですねw 朗読の中でとは言え、自分が松井選手の声を当てることになるとは思わなかったとのこと。


18時50分過ぎ、イベントは終了。一旦あさの先生は退場して、19時に再登場。サイン会の開始です。
私は店頭購入の整理番号40番(オンライン購入組もいる)でしたが、19時40分頃に順番が回って来ました。以前は浅野真澄ラジオトークの面白い人として好きだったのですが、ここ1、2年、私の中で浅野さんに対する尊敬の念が芽生えて来てしまったので、こうしてあさの先生の目の前に立つとやっぱり緊張しますね。ただ無駄に畏まることはありませんでした。私は自分から話題を振りましたけれども、他の人の時にはあさの先生の方から話題を振ってくれたりもしていて、とても過ごしやすい雰囲気でしたので。


適度に笑いも取りつつ、絵本に対するあさの先生の姿勢が分かるような話も聞けて、短いながら面白い(interesting的な意味で)イベントでした。朗読も聞けて、サインも貰えましたし、充実の内容。
トーク中は向かって左にあさの先生、右に担当さんと言う配置だったのですが、担当さんはあさの先生の話にフォローを入れたり、相づちを打ったり、時にはツッコミをしたりと、影ながら助けていました。良い担当さんに恵まれたように思えて安心です。私の勝手な思い込みなので、実際のところは分かりませんが。


サイン会で自分の順番が終わった後は、イベント開始前に見つけられなかった本を探し出して買って帰りました。