2010年4月20日アニメ感想

けいおん!! / 第3話「ドラマー!」

照明の当たらないドラムに不満を感じ、あれこれ迷走する律。確かに実際のライヴに行っても、ドラムの人って1番顔が見えませんよね。自宅で初心を思い出した時の、律は良かったです。律が珍しく見せた真面目な面が、佐藤聡美さんの独白によって、見事に表現されていました。
不満を述べる律を見て、唯は、楽器の配置を変えたり、後ろを振り返ってコミュニケーションを取ろうとしたりして、律のためを想う良い子なのですけれども、やることがずれているのが惜しいです。結局、唯のやったことは、律の悩みの解決に全く貢献しませんでしたw
一連の騒動がきっかけで生まれた新曲は、紬の弾き語りになるようです。寿美菜子さんは歌が上手いですから、楽しみ楽しみ。

薄桜鬼 / 第三話 宵闇に咲く華

新撰組関連の出来事の中でおそらく最も有名な池田屋事件が、3話にして描かれました。風間や天霧の存在以外は、割合と史実通りでしたね。奥沢の死亡、安藤新田の重傷、沖田の喀血、さらに藤堂が額に、永倉が左手に傷を負ったところまで、忠実になぞっています。こう言う細かいところまでしっかりとやっている点、結構好きです。
となると、やはり気になるのは、山南さんの行く末。千鶴のおかげで吹っ切ったかと思いきや、未だに左手の調子は思わしくないようで。史実では後半年で脱走に至っているので、禁門の変が終わった辺りでそろそろ動きがありますかね。
千鶴を原田の巡察に同行させた土方。その真意は千鶴にご褒美として祭りを見せることにあったわけなのですが、最初は裏があるのではと疑ってしまいましたw 屯所で、千鶴に聞かせられない話をしたり、見せられないことをしたりするのかと。