関西出身の関東さん

スペシャルイベントあさのますみ先生がいらっしゃると言うことで、「きむらゆういち展 あらしのよるに体験ワールド」に行って来ました。


会場は、椿山荘タワー棟11階マーガレット。椿山荘の内部構造が良く分かっていなかったにも関わらず、向かうのが時間ぎりぎりになってしまったので、自力で辿り着くのは諦めて、フォーシンズホテルの方に、ホテルと椿山荘の境目まで案内して頂いちゃいました。お手数をお掛けしました。
おかげで、何とかスペシャルイベントが始まる15時に、タワー棟11階に到着。ちょうど、きむらゆういち先生とあさの先生が入口受付の脇に控えていらっしゃいました。こうして近くで見ると、浅野真澄さんって、色白で美人ですよね。但し黙ってさえいればw


会場内は2列(後に追加されて3列)椅子が並べられていましたが、椅子は小さい子供達とそのご両親に譲って、後ろの方でこっそり見ることにしました。ざっと客層を観察したところ、私と同業者なのは、10人くらいでしたかね。


イベントはまず、きむら先生とあさの先生の自己紹介から始まりました。あさの先生は、声優としての活動として、怪談レストランのレイコを挙げましたが、会場の子供達の中にも知っている子がいて、とても嬉しそうでした。
今回は「あさのますみ」としての出演と言うことで、あさの先生は黒い部分を出さないようにしていたように見えましたが、代わりにきむら先生の方が話をそっち方面に持って行っていました。初っ端から、一般に有名な「あらしのよるに」よりも「ごあいさつあそび」の方が3倍売れたと生々しい話。そして、あさの先生の執筆活動について、声優として活躍している上にさらに絵本でも稼ごうとしていると冗談混じりに評していました。もっともあさの先生は、「自己実現です!」と言っていましたがw
きむら先生のトークに乗せられたのか、結局最後にはあさの先生自ら、新作(絵は長谷川義史先生。「1万粒」の何かが登場する)が出たら、ブログやtwitterガンガン宣伝すると言って、いつもの通り、がめつい面を見せてしまいましたw
読み聞かせとしては、きむら先生による「ごあいさつあそび」(冒頭のみ)、きむら先生(前半)&あさの先生(後半)による「ぎゅうってだいすき」、そしてあさの先生による「ちいさなボタン、プッチ」と「オオカミのおうさま」がありました。あさの先生に対してきむら先生が読むコツを聞く場面があったのですが、あさの先生は「ハキハキ喋る」と答えました。きむら先生の声は眠くなるような声なのでw と言うか、きむら先生自身がこの展覧会の準備で寝不足(睡眠時間3時間)で、あさの先生が読み聞かせをしている間に、寝そうになることが何度かありましたw
イベントの最後は質問コーナー。1つ目「今まで読んだ中で好きな絵本は?」。きむら先生は自分の作品、それも今書いている作品と答えました。今までのものよりも面白いものを作ろうとするのでなければ、新しいものを書く意味がないとのこと。いつまで「あらしのよるに」をやっているんだと、「あらしのよるに体験ワールド」には相応しくない発言も飛び出しましたw あさの先生の好きな絵本は、「ぐるんぱのようちえん」や「11ぴきのねこシリーズ」だそうです。
2つ目「好きな動物は?」。きむら先生は、オオカミ以外では犬や小鳥が好きで、逆に猫は嫌い。しかし今飼っているのは猫で、きむら先生に懐いているそうです。あさの先生の好きな動物は、勿論オカメインコ。怖い話を聞いた後にお風呂に入る時は、浴室にアビちゃんを連れて来て怖さを紛らわせているなんて、可愛いエピソードを話しました。
3つ目「浅野さんのキャラクターの中で1番好きな声をやって下さい」。小さな女の子からこんなリクエストが来るとは、驚きですね。原作者やアニメのスタッフが聴いているラジオでは、好きなキャラクターは誰それとは言いにくいものの、この場には関係者はいないと言うことで、あさの先生は気兼ねなく、怪談レストランのレイコと答えました。そして、レイコの声で台詞も披露。


イベントは16時過ぎに終了。続いて、物販コーナーでの絵本購入者を対象に、きむら先生とあさの先生のサイン会が行われました。物販にあったあさの先生作品は、「ぼくんちに、マツイヒデキ!?」と「ちいさなボタン、プッチ」で、私はどちらも2冊ずつサイン本を持っているので、今回はまあ良いやとスルーしてしまいましたw