2010年10月20日アニメ感想

えむえむっ! / 第3話「君のためのドッグファイト」

太郎もやるときゃやるってことで、ドMなのに格好良かったですね。美緒様がバッドを持って現れた時には、結局1番の見せ場は美緒様が持って行っちゃうのかと思いましたが、バッドを太郎の膝裏に投げ付けると言う助け方。空気を読んで表に出て来ないとは、美緒様はやはり神様でした。
結局太郎が見事吉岡をKOして、嵐子の男性恐怖症はまだ治っていませんが、禍根は断たれました。3話でこうなるとは早いですね。どこかのオオカミさんが散々同じようなネタで引っ張ったのとは、対照的。ギャグ作品としては、それが正解かも。
今回の辰吉は、存在意義が危うかったような気がします。嵐子が太郎以外の男性と一緒にいるなんて一大事なのに、その場ではスルー。それと対応するかのように嵐子からも軽い扱いで、嵐子がここにいたいと言った時、唯一名前を呼ばれませんでした。元彼女の由美とも、一切会話なし。ひょっとして、原作ではこのエピソードでの出番はなかったのでしょうか。

薄桜鬼 碧血録 / 第十四話 蹉跌の回廊

近藤株大暴落の巻。宴会を催していたせいで新政府軍の後手に回ってしまう。そのせいで甲府城を押さえるのは絶望的になったのに、撤退は拒否する。全然良いところがありませんでした。どうやら近藤さんは羅刹になる雰囲気もなさそうですし、と言うことは史実通り、もうすぐ処刑されてしまうのかなあ。
ここに来て、とうとう千鶴の父・綱道登場。回想では優しそうなお父さんでしたが、実物はものすごい極悪顔でした。薫も含む綱道一派は、風間一派とは別に新政府と協力関係にあるようですが、その狙いは何処。
新政府軍の羅刹隊の乱入で、なし崩し的に共闘する左之助と不知火。1期EDで背中合わせになった2人のカットは、お互いに戦っているようでもあり、背中を預け合っているようでもあったのですが、 後者が実現して何だか嬉しいですね。綱道に抗するため、新撰組風間達は共に戦うようになるのでしょうか。土方と風間が仲良くしている図は、どうしても頭の中に描けませんけれども。