2010年12月8日アニメ感想

えむえむっ! / 第10話「サディスティック嵐子嬢」

突然の嵐子の罵倒から始まった今回、嵐子のSっぷりをたっぷりと聞くことが出来ました。早見沙織さんの声質でキツいことを言われると、何だかゾクゾクして、得も言われぬ心地になりますね。不慣れな言葉を頑張って無理やり言っている感もまた良し。
嵐子の奇行はまた美緒様が余計なことを吹き込んだせいかと思いきや、太郎を独り占めしていた美緒様への嫉妬が原因だったとは。嵐子ってこの作品の中では、極端な男性嫌いなだけで感性や考えは1番まともな筈なのですが、ここまで大暴走してしまうとは、まさに恋は盲目ってやつですか。
そうそう、太郎が嵐子のことを道明寺店長に話した時、店長は「みんな心配しなくても大丈夫。ちゃんと全員とベストエンディングを迎えるからね」なんて言っていましたけれども、これは原作にもある台詞なのでしょうか。もしアニメオリジナルだとすれば、アニメの行く末を暗示するメタ発言のような気がします。

薄桜鬼 碧血録 / 第二十一話 雪割草の花咲きて

土方に残るように言われ、仙台で父を弔いながら過ごしていた千鶴。と思ったら、大鳥のお節介で蝦夷地の土方の元へとやって来ちゃいました。作中での時間の経過はともかくとして、視聴者にとって2人が離れたのはついこの間ですから、もうちょっと引っ張った方が再会の感動は大きくなったように思います。まあ、とうとう千鶴の洋装姿を見られたので、そんなことはどうでも良くなりましたが。
あの土方さんが遂に人前でも千鶴に対してデレデレし始めました。「まあな、こんな奴が俺の傍にいてくれるんなら、もう他の小姓を置く気にはならねえよ」「こいつは俺のだ。手放すわけねえだろ」って、どれだけ私をニヤニヤさせれば気が済むのか。
蝦夷地にて体制を立て直そうとする旧幕府軍でしたが、宮古湾海戦で惨敗して旗色悪し。そう言えば、旧幕府軍にはブリュネを始めとするフランス軍人は参加していないんですかね。薄桜鬼は割合と史実に忠実に作られているので、ちょっと意外でした。