2011年8月27日アニメ感想

プリティーリズム オーロラドリーム / 第21話「嵐のサマークイーンカップ」

プリティーリズムももう21話目ですが、今回は中でも屈指の出来でした。と言うか、今年度放送開始のアニメの中で1番の良回を挙げろと言われたら、これですね。
前回の規定演技ではいまいちパッとしないように見えたせれのんが、圧倒的なフリー演技あいらりずむに逆転して優勝。あいらティアラカップで優勝した直後にみおん様が突然登場して全部持って行った時並のインパクトでした。「Never Let Me Down 〜がんばりやぁ!〜」は良い曲だったし、ハットトリックスターは超次元サッカーだったし、プリズムレインボーハリケーンプリティでキュアキュアだったしで、目でも耳でも楽しませてくれました。せれのんCD、早く出ないかなあ。そう言えば、デュエットのプリズムショー曲はこれが初めてですね。
お互いを大切に想うあまり、譲り合い、小さくまとまってしまったあいらりずむ。そしてプロデュースに失敗したみおん様。これからの成長のために経験しなければならない挫折が丁寧に描かれていたと思います。色々と予兆はありましたが中でも、事前の練習でりずむとみおん様が「おんなじ顔しておんなじこと言ってる」シーンは見事。普段のりずむとみおん様のように、ぶつかり合いながらもお互いを高め合った上での調和がデュオとしての正しい形ではないか?と思わせる一幕でした。
苦い敗北の味に涙を流す3人、そして純さん。あの謎ポエムのせいで、せっかく感動的な話だったのに一気にギャグ寄りに。まあ、1番泣きたいのは阿世知社長ですよね。社長にまでキャンセル料と言う痛みを強いる必要はなかったのに、何故社長が会場を押さえるのを止めなかったんだ、純さんは…。

花咲くいろは / 第21話 蘇る、死ね

このタイミングで結婚って、エニシングと崇子さんも何を考えているのやら。でも、崇子さんは崇子さんなりに真剣に喜翆荘の行く末を案じていることは分かりました。縁にはあれぐらい引っ張ってくれる伴侶じゃないとダメでしょうし、映画詐欺にあって金銭的に苦しいこの時期でさえなければ理想的な結婚だったかもしれません。まあ、映画詐欺の一件がなかったら、2人はくっついていなかったでしょうけれども。
2人の結婚に冷淡な態度を取っているように見えて、実は崇子さんに縁を任せようと思っていたスイ。しかし、喜翆荘を継がせるつもりはないと言う。縁と崇子さんには継がせないとして、緒花はまだ若くて経験も少ないですし、今更皐月を呼び戻すのもおかしいですし、こりゃやっぱり経営難で廃業して緒花東京帰還ENDですかね。あ、スイの名前に由来する「喜翆荘」の名は使わせないで、新しい名前で縁と崇子さんが再スタートするって線もあるか。いや、旅館の名前は代が変わったからと言って、そんなにホイホイと変えて良いものでもないような?
死ね」の復活について。みんちの気持ちも緒花の気持ちも全部分かっている一視聴者の身としては、徹がボンクラなのが1番悪いように見えてしまいますが…。みんちはともかくとして、今回に限っては緒花は悪くないと言う珍しいパターン

探偵オペラ ミルキィホームズ サマー・スペシャル / さようなら、小衣ちゃん。ロング・グッドバイ・フォーエバーよ永遠に…

久しぶりにMHを見ましたけれども、やっぱり良いですね。突っ込みどころが多過ぎて、いちいち突っ込んでいたら疲れる疲れる。ところどころ省エネ作画だなと思ったら、無駄に背景動画をやってみせたり、平乃vs次子では真っ当に格好良い戦闘シーンを見せてくれたりと、絵的にも面白かったです。
今回は何と言っても小衣ちゃんが主役。fripSide的なアイドル姿の小衣ちゃんも可愛かったです。最初の「正解はひとつ!じゃない!!」は下手だったのに、デビューしたら急に南條愛乃さんが本領を発揮していて笑えました。そう言えば今回が小衣ちゃん回だったのは、これがTVシリーズ1話から通算して13話目だったからですかね。
小衣ちゃんが目立っていた分、MHは影が薄かったですけれども、とりあえずシャロは相変わらずの良い子でした。勘違いとは言え、小衣ちゃんの夢を応援していたのですから。「小衣ちゃん」と呼び掛けて叩き返される一連の遣り取り、シャロは気に入っていたんですね。