2011年12月14日アニメ感想

たまゆら〜hitotose〜 / 第11話:『聖夜のものがたり♪ なので』

ここに来てさらにもう1回、麻音回があるとは。のどか亭再登場も意外でした。両親のキャスト的に考えて、あれは1話限りの特別なことだと思っていたので。初朗読劇で会場が乙女座と言う立派な舞台であることだけでも大変なのに、最後の未完成部分を即興でこなしてしまうとは、麻音は将来大物になるな、こりゃ。知識経験ないけれど、自分の今伝えたい気持ちを素直に読んだのが良かったようで。
普段は喋らない麻音が朗読劇をやった一方、いつもはうるさいのりえが必要最低限のことしか言わなかった場面がありました。朗読劇を書いている麻音の部屋へ差し入れに来たのりえ。机の上の半分近くまで小さくなった消しゴムを見て、麻音がどれだけ悩んでいるか分かった筈です。でも直接そのことに触れずに、麻音を導くような言葉だけを投げ掛けていました。麻音からこの前の朗読劇の様子を聞き出した後の、台詞よりも多くを語るのりえの表情が素晴らしかった。
そんなこんなで、いやあ良い最終回でした。EDも特殊仕様で、今までぽってが撮った写真の集大成。曲は4人が歌う「あしたの陽だまり」。あ、このメロディ好きかもと思ったら、なるほど浜口史郎さんの曲でしたか。ジュエルペットや花いろを通して、かなりお気に入りになった人です。