山百合会の選挙制度

今回はマリみてTTさまのコラムあるいは雑文の「選挙の仕組みは?」を参考にしています。
世の中は総選挙の話で持ちきりですが、マリみてで選挙といえば、山百合会役員選挙です。原作でも選挙までもう少しのところまで来ているので、今日は山百合会選挙制度について少し考えてみたいと思います。
ところがその選挙制度については不明な部分が多いんですよね。とりあえず条件を推測をまじえて書き出してみると、

  • 薔薇の色別に枠があるわけではなく「山百合会役員」を3名選ぶ
  • 候補者が3名(以下)の場合には信任投票になる
  • 候補者が3名以上いる場合は上位3人が当選する

となります。色別の枠云々は推測でしかありませんが、祥子さまが紅薔薇山百合会での通り名と言っていますし、薔薇の呼称は慣習的なものではないかと思います。
それで問題は投票できるのは一人一票か一人三票かですが、一人一票にするとかつての中選挙区制みたいにややこしいことになりますし、信任投票の場合は単なる人気投票みたいになってしまうのでなし。ということで一人三票の制度が妥当でしょうか。
山百合会会員一人につき最大三票をそれぞれ違う候補者に投票できて、投票者数の過半数の票を取ったら当選というような感じでしょうか。
と無難なところに落ち着きましたが、漫画版のマリみてに問題となる描写が。第4巻「ロサ・カニーナ」の最後の方に開票結果の掲示が描かれているコマがありますが、「小笠原祥子 百三票」の文字!
この選挙の有権者リリアン高等部1・2年生ですから、総数は400人超のハズ。一番得票が多そうな祥子さまが103票でも接戦にならない制度ってどんなものでしょうか?リリアンの生徒が白票をそんなに投じるとは思えないし。
漫画は原作のパラレルワールドと思うことにするしかないのでしょうか。