乃梨子の出番は…orz
「2月から始まるWebラジオをお楽しみに!」とのことですが、一体何日に配信開始されるのでしょうか?結構楽しみにしているのですが。
それはさておき、
【初回限定版】ドラマCDシリーズ「マリア様がみてる いつしか年も」 (
- 作者: 今野緒雪,ひびき玲音
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/02
- メディア: CD-ROM
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乃梨子が出ないマリみてなんてマリみてじゃない!
と、こんな感じの反応で良いですか?>私信
で今回もやっぱり初回限定版を買ってしまいました。
フィギュアには詳しくないので、塗りがどうこうとか評価できませんが、まあ、こんなものじゃないでしょうか。今回は由乃さん・志摩子さんでしたが、前回の祐巳・祥子さまと比べると、手の作りが細かくなっていますね。ちゃんと指が5本あります。
並べてみると、1年生トリオは皆身長が同じで、祥子さまだけ頭一つ大きいです。デフォルメされているので、それで良いのでしょうけど。
不満な点があるとすれば、志摩子さんの髪の毛でしょうか。ふわふわ感を出すためにああなっているのでしょうけど、何だかメデューサのように見えます(笑)
そんなこんなで中身の感想。
原作では3年生達の心情が淡々と綴られている感じでしたが、ドラマCDでは言い回しが若干くだけていました。媒体に合わせて上手く処理できていたと思います。
ただ送辞の時、「蓉子さまが泣き始めたと思いきや、実は泣いていたのは祥子さまだった」と言うのが表現できないことは非常にもったいないですね。何と言うか、「自分(他人)がある行為をしたと思わせて、実際にしたのは他人(自分)だった」と言うレトリックは、とても「マリみて的」だと思っていますので。
他にも媒体の違いのせいで、「フヨウのヨウ」とか「おもえばいとおし」とか、そう言うネタは分かりにくいですね。仕方がないことですが、「おもえばいとおし」のシーン、あれじゃ聖さまが音痴みたいですね(笑)
さらに分かりにくかった、と言うか面白かったシーンがありまして、それは聖さまと江利子さまの「和解」シーンです。そこで二人は手を打ち合わせるのですが、なにぶん音声のみですので、聖さまが江利子さまの「立派なおでこ」を叩いた音のようにも聞こえます(笑)
原作ではわずか74頁の「いつしか年も」を独立させて一つのCDに納めているので、余裕があって良いなと思っていたのですが、祐巳が祥子さまにティッシュを渡すシーンがあることを考えると、良いことずくめではないですね。「will」で志摩子さんが祐巳にティッシュを渡すシーンとの繋がりが切れてしまいますから。
そう言えば今回の話は、一回限りの脇役がたくさん登場しますが、そう言う役をレギュラー陣が演じていると若干違和感を感じてしまいます。出演料の関係でそうなっているのでしょうけど。蔦子さんと真美さんは一足先に2年生になっていました(笑)
祐巳は来年も松組?:補遺
以前リリアン女学園のクラス替えについて書いたことありますが、今回ドラマCDを聞いていて気付いたことがあるので追記します。
佐藤信子さんは、聖さまとの会話において、
幼稚舎時代とか初等科の中学年の時とか
と言っています。
そして後に聖さまがアルバムを見たところ、
信子さんとはこれまで三分の一は一緒のクラスだった
となっています。
前後のつながりから言って、「幼稚舎時代とか初等科の中学年の時」は、二人が一緒のクラスだった時だと思われます。
「幼稚舎時代」とは「幼稚舎の2年間」、「初等科の中学年の時」とは「小学3・4年の2年間」と解すると、高校3年生の1年間を足して、二人が一緒のクラスだったのは少なくとも5年間になります。
リリアンの幼稚舎から高等部までは14年間ですから、
5/14=0.357142857≒0.33
と言うことでおよそ3分の1になります。
ここで「高等部2年生から3年生への進級時にはクラス替えはない」とすると、二人が一緒のクラスだったのは6年間になります。
これを計算すると、
6/14=0.428571429≒0.4
となり、3分の1と言うよりは5分の2になってしまいます。
まあ、かなり推測が入っているので断定はできませんが、以上より、「高等部2年生から3年生への進級時にはクラス替えがある」と言えるのではないでしょうか。