中間報告

はるかぜに おもひいでしは しろさうび うきたつわれぞ まことめでたき(挨拶)


あの忌まわしき愚行から一週間経ちましたが、結局パソ子は修理に出していません。よく考えると、いや、よく考えなくてもですけど、液晶はやたらと高いブツなので、おいそれと新しくはできません。かと言って、アキバでパーツを買ってきて自分でどうにかする技術も知識もありませんし…。
そんなこんなで、この一週間、私は何をやっていたか言いますと、折り紙をしたり、人形の設計図を作ったり、BL・百合コミックを探しに出掛けたら全然関係ない少女漫画を買ってしまったりと、まあ、色々やっていました(笑)。


今後の予定については、多分、来週の月曜日からは復帰できそうです。実家に行くので。それじゃ根本的な解決になっていませんが、う〜ん、なるようになるさ、ケ・セラ・セラ。いや、生き物じゃないので、放置しておいても治るわけじゃないですけど…。
と言うわけで、後一週間は、マリみてを読み返して過ごしたいと思います。「マリみて」カテゴリーのネタを書く時に該当部分を読み返すことはありますが、実はちゃんと通しで読み返したことは一度もありません(汗)。前々からそれじゃダメだろと思っていたのですが、なかなか時間もなく、そのままに。今回を好機と捉えて頑張りたいと思います。
ちなみに、マリみてのウェブラジオの感想については、何とか木曜日に書くつもりでいます。ラジオドラマが非常に楽しみですね、ある意味(笑)。原作ファンにとっては許せない出来になりそうな悪寒。後は、植田佳奈さんの正体がどこまで露呈するかも楽しみ。こむちゃ時代に、櫻井部長こと櫻井孝宏さんのフリを、ことごとくスルーしていた佳奈様。櫻井部長は佳奈様の空気の読めなさに苛立ちを隠しきれない様子でしたが、佳奈様はそれにも気付かない。そんな様子を毎週楽しみにしていました(本当に性格悪いな、私は)。植田佳奈さんが「現実世界は出稼ぎ、ネット社会が現実」などの名言を残しているような人だとは知らないマリみてファンも多いだろうな〜。

冒頭の歌

春風に 思ひ出でしは 白薔薇 浮き立つ我ぞ まこと愛たき

春の風を感じた時に思い出したのは白薔薇(=二条乃梨子)のことであった。(そのようなことで)心がときめく私は、本当におめでたい

  • 解説

春一番が吹いた日に詠まれた歌である。
第三句の「白薔薇」については、作者の趣向を考えれば、二条乃梨子を指していると思われる。藤堂志摩子ではない。
何故春一番によって乃梨子のことを思い出したのかと言えば、それは作者の頭の中で「春一番→春→桜→チェリーブロッサム乃梨子」と言う連想が瞬時になされたからに他ならない。
第五句の「愛たき」は、原義の「すばらしい。りっぱだ。」などと解釈してはいけない。作者がただのイタい人になってしまうからである。「愛たき」には、自嘲の念が込められていると解するべきであろう。
ちなみに「風」と「立つ」とは縁語である。無駄に技巧的であるが、内容は大したことは言っていない(笑)