楽園パレード

来るものは拒まないが去るものは決して許さない (挨拶)


と言うわけで(どう言うわけ?)、遂にやって来ましたよ、これが。

Elysion~楽園パレードへようこそ~【初回限定特別仕様盤】 [DVD]

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しかも色は、願い通りのあらまり赤!やった〜!!


で早速視聴しましたが、テンション上がりまくりでしたよ。私はライヴとかに行ってもあまりテンションが上がらないと言うか、上げ方がいまいち分からないようなヤツですが、楽園パレードは自然と雰囲気に乗れそうな気がします。お金とか日程の都合がついていたのなら、是が非でも行ったのに…。
と言うか、女性のサンホラーの方も結構いるんですね。いや、SH系の同人サイト管理人は女性が多いと言うのは知っていましたが、実際のファンに占める割合はそんなにないだろうと思っていました。
曲順はアルバムとは大分違いますが、あれはあれで面白いと思います。元々アルバムも時系列順ではありませんし。もっともELYSIONは話全体がループ構造にあるので、どこが始めかは決められないのですが。「魔女がラフレンツェを産んだのか、ラフレンツェが魔女を産んだのか」ってことですね。ラフレンツェと言えば、純潔を散らすシーンはなかなかエロスな感じでした。破瓜の血の表現が直接的過ぎるような…。
演出的にもスゴイの一言しかありません。Sacrificeなんかは、本当に燃えているように見えますし。ただArkは、私の中にあったイメージとはかけ離れていましたが…。「お兄様」って美少年だと思っていたのに、じまんぐでした(笑)。まあ、細かいことを言い出せばきりがないですけど。Sacrificeのオリジナル設定とかは、サンホラーの中でも賛否両論でしょうし。後、Yieldの演出が曲の解釈のヒントになることを期待していたのですが、歌詞のような抽象的な演出でした。おそらくYieldはELYSIONの中でもっとも解釈が分かれる曲だと思いますが、あの演出からは「君」の正体も数式の意味も近親相姦か否かも分かりませんね。
個々の幻想楽団員については、まず「人殺しソング界の貴公子」こと領主様。意外と普通の人でした(笑)。MCやメイキングではトーク下手が露呈していましたが、それはご愛敬と言うことで。
続きまして、あらまりさん。地声は可愛らしい声なんですね。楽園パレードはあらまりさんの演技に負うところが大きいですが、見事にこなされていたと思います。ピッチのずれがかなり目立ったのは残念ですが…。もっともライブに行った人のレポートとかを読んでも、このことを気にしている人はいないんですよね。私が気にし過ぎているだけかも。昔、セント単位で高いだの低いだのやっていた影響ですかね。
そして忘れてはならないのは、じまんぐ。正直なところ、このDVDを購入した動機の半分は「じまんぐの世界[→side:J→]」でした。SH中でもっとも好きなあの曲をじまんぐが歌うとなれば、もうこれを聞かずにいられようか。一番最初にSHの曲を聞いた時は、「あの男性の声は胡散臭くてちょっと…」などと感じたものですが、今やじまんぐが出ない曲に物足りなさを感じるまでになりました(笑)。「エルの絵本【笛吹き男とパレード】」で「残念だったねぇ」を連発し、シャボン玉を会場に振りまく姿に、もうドキがムネムネですよ。
あ、それとチェロの人がもの凄く可愛かったです。


とこんな感じで、SHを知らない人にはサッパリ分からない文章ですが、失礼しました。そう言えば、カラオケにBaroqueが入ったらしいですが、あの曲が入るなんてね。だって歌じゃなくて終始語りですからね。一般人と一緒にカラオケに行った時にあれをやると、確実にドン引きされます。もっともSHのカラオケ配信曲の中で一般人に引かれない曲はないような気もしますが(笑)