マリみて新刊ネタバレ感想と見せかけて実はまだ未読

昨日神保町で「仮面のアクトレス」をフラゲしてきました(挨拶)



と言うわけでお久しぶりです、ごきげんよう。いや〜、今月後半は全然更新してませんね…。前回の更新はなかったことにすると、実に16日ぶりですか。コメントとかも放置してしまって、本当にごめんなすぅ。
でもこれで今学期最大の山(試験を除いて)を乗り切ったような気がします。まさかマリみて発売日の前日に演習の発表の順番が回ってくるとは…。きっとこれは、私にマリみてを読ませないようにしようとする某国の陰謀に違いない(笑)


と言うわけで今回の新刊。


まず前半は全然瞳子が出てきませんでしたね。その代わりと言っちゃ何ですが、乃梨子とか乃梨子とか乃梨子とかが大活躍。生徒会役員選挙を控えて不安になる2年生をしっかりと支えていました。今の時点でその役目を果たせるのは乃梨子しかいませんからね。2回目の選挙なのに不安になる志摩子さんを励ます乃梨子の姿には、グッとくるものがありました。
にしても63頁の挿絵は良いですねえ。乃梨子がピンで描かれるなんて、厳密に言えば初めてですよ!今まで一番好きだったのは「ロザリオの滴」のロザリオ授受の挿絵ですが、あれを上回っているかもしれない。


そして後半は瞳子中心に話が移りました。ここでも乃梨子が重要な役割を担っていましたね。乃梨子との会話の中で瞳子の本心(多分)の一部が明らかになりましたし、次刊以降祐巳とちゃんと向き合う決心が付いたみたいですね。まあ、すぐにロザリオを受け取ることはないと思いますが、この調子だと祥子さまが卒業するまでには決着しそうかな?
後半で一番感動したシーンと言えば、勿論あのシーンですよ。瞳子乃梨子との会話の途中に泣き出して、乃梨子がハンカチで涙を拭ったシーン。「妹オーディション」で同じことを志摩子さんにしてもらった乃梨子が、今度は逆の立場になっていました。もう感動で前が見えません。いや、本当に。


そんなこんなでやっぱり瞳子祐巳の妹にならなかったわけですが、少なくとも解決の道筋は見えました。それに今回の乃梨子の扱いを見ると、祥子さまが卒業してもマリみてが続く公算が大きくなったのではないかと思います。おそらく乃梨子瞳子が中心になっていくような気がします。


なんて話だったら何も言うことはありません(笑)