2006年9月26日アニメ感想

アニマル横町 / 第101話 どき☆どき 扉が消える日!? の巻 / 第102話 どき☆どき 最終回 の巻

Aパート。
イヨッペ増え増えビームで増殖した扉。それが様々な場所に繋がっていて、色々と懐かしいものを見ることができました。最終回として上手い展開だなあと思ったり。
イヨの耳の中ではのんこちゃんがテレビを見ていましたが、アニ横の初期OPが懐かしい。良く考えると、イヨがイヨ自身の耳の中に入っているのはおかしいのですが。何だか稲垣足穂の「ポケットの中の月」を思い出しました。
アニ横へと繋がっている扉が見つからず、いよいよ最終回っぽくなってきました。そんなこんなでBパートへ。


Bパート
ちょw Aパートでケンタの後頭部が何度も映っていましたが、扉なんてありませんでしたよw 最終回は扉を探すネタだと思ったのですが、あっさり見つかっちゃいましたね。
そしてあみ達は座談会へ。登場人物が最終回のあるべき姿について議論するってのは、いかにもアニ横って感じですねw どうオチをつけるのかと見守っていたら、あみが両親にイヨ達を紹介するラストシーンでした。なかなか綺麗に終わりましたね。ケンタがくーちゃんに自分の正体を明かさなかったのが心残りですけどw
で、EDは懐かしの「ファンタジスタ★ガール」。これで初期のOPとEDを両方とも聞くことができました。


この作品、放送開始前は全く注目していなかったんですけど、毎週楽しませて頂きました。気軽に見られる娯楽作品として良い出来だったと思います。

桜蘭高校ホスト部 / 第二十六話 『これが俺たちの桜蘭祭』

フランスへ去ろうとする環先輩を馬車で追う→光が馬車から落ちたらそこはカボチャ畑→ハルヒが1人で馬車を駆る→環先輩と空中で抱きしめ合う→最後2人がダンスで手を取り合ったところで花火、と少々でき過ぎの感もありますが、それがホスト部らしくもあった最終回でした。現実的に考えるとツッコミ所満載。でも、美しければそれでいい。番組違うけどw
環先輩を翻意させたハルヒの一言は、「自分もホスト部が好きです」。事ここに至っても「環先輩が好きです」ではないんですよねw まあ、それをハルヒに言わせてしまうと、ラストシーンの環父と鏡夜父の遣り取りが成り立たなくなる(あるいは意味が変わってしまう)ので、「ホスト部が好きです」で良かったと思いますけど。
エクレールが環先輩にこだわる理由がなかなか分からなかったのですが、環先輩の母親から話を聞かされていたからだったんですね。ちょっと動機としては弱いような気もしますけど。
残念だったのは環先輩とお祖母様の関係の改善が描かれなかったことです。あれじゃあ良い所はエクレールに持って行かれてしまい、お祖母様はただのイヤな人で終わってしまいます。京田尚子さんの演技が素晴らしかっただけに、その辺りを是非とも描いて欲しかった。
もう1つ不満があるとすれば、最後の「お待ちしています」に「携帯サイトにて着ボイス・キャラソン配信開始」の文字が表示されたこと。あれじゃあ作品の余韻がぶち壊しですよ!あそこに携帯サイトの宣伝を持ってきた人の神経を疑ってしまいます…


そんなこんなで最後にちょっと文句を書いたものの、全体としてはかなり面白い作品でした。派手な演出や小道具が生きていて、原作とはまた違った楽しみ方を味わうことができました。勿論原作ファンの中には、「こんなの違う!」と思っている人もいるとは思いますけど。
ちなみに私はアニメを見て、すっかり強力モーターファンになりましたw 原作に比べて大幅に出番が増えたキャラでしたが、毎回毎回いつ出てくるかと胸躍らせていたのも今では良い想い出。