そして時は動き出す

ぎりぎり間に合いました(挨拶)
未だに未視聴のアニメを消化しきれていない今日この頃なのですが、実は溜まっているのはアニメだけじゃないんですよね。コミックとか小説とかCDとかも、山積み状態でございますw 特にCDついては、シムーンのサントラを除くと8月初旬以降全く手が付けられていませんでした。そうこうしている内に明日は志方あきこさんのアルバムとALI PROJECTのシングルの発売日じゃないですか!急いで志方さんとアリプロの未聴CDを聴かなくては。





花帰葬PS2+PD SOUND TRACKS

  • アーティスト: 志方あきこ, イモトトモコ
  • 発行元: VAGRANCY
  • 発売日: 2006/08/13
  • メディア: CD
はてなダイアリーにはisbn/asin記法と言うものがありましてこれを使うと簡単に商品を表示できるのですが、↑は同人CDなので記法が使えずタグ打ちが微妙に面倒臭かったりw まあ、CD4枚組で税込3000円は同人ならではですけれど。


やはり何と言っても「花帰葬」は良い曲ですね。コーラスや楽器の厚みが増して、「花帰葬SOUND TRACKS」や「Navigatoria」の時よりも良い感じになっております。惜しむらくは1番しか収録されていないことですね。ああ、これがフル・サイズだったらなあ。
ついでに言えば、「Agnus Dei」が「花帰葬SOUND TRACKS」と同じこと、「箱庭の外で」のヴォーカル・ヴァージョンが収録されていないこと、「幽明」が収録されていないことも残念ですね。
「Agnus Dei」はクラシカルな合唱曲風に仕上がっていて高校時代合唱部だった私としてはなかなか好きな曲なのですが、元データ消失してしまったようなのでアレンジが加えられなかったのも仕方ないですね。
「箱庭の外で」のヴォーカル・ヴァージョンは今の志方さんならどんなアレンジをするか興味があったものの、元々「花帰葬SOUND TRACKS」の「Bonus Track」扱いだったので今回収録されていないのも一応頷けます。
が、「幽明」が収録されていないのは頂けません。花帰葬のインスト曲の中でも屈指の名曲である「幽明」が入っていないなんて!いや、単にPS2PDでは使われなかっただけかもしれませんけど。私はゲームについては全くの未プレイなのでその辺りの事情は良く分かりません。
と不満点をつらつらと書いてみましたが、基本的には満足な出来でした。現実的なことを言えば「花帰葬SOUND TRACKS」の時よりも予算的に恵まれているでしょうし、その分制約が少なくなって志方さんの思うように作ることができたのではないかと思います。
後、イモトトモコさんによる「或るK氏」のアレンジ曲はなかなか面白かったです。私の脳内で「K氏」像が勝手に膨らんできましたw


.hack//Roots O.S.T.2

.hack//Roots O.S.T.2

相変わらず今回もブックレットが繋がっております。普通のブックレットが嫌いなんでしょうか?w


初っ端の「KING KNIGHT」を聴くと、どうしてもアニメ本編を思い出して笑みが零れてきます。最終話の三蒼騎士が出てきたシーンで前奏のアリアを流すとは、どう考えても狙っているよなあ。あのシーン、絵と曲とが奏でる不協和音を未だに忘れられませんw 前奏後の曲調としては「愛と誠」に似ているような気がします。お互いの歌詞のテーマが近いですから、曲調が似るのも必然と言ったところでしょうか。
そう言う曲としては他に「early times」があります。第21話でハセヲが碧にPKされた時に掛かっていましたが、あれもやっぱり狙っていますよね。あのコーラスを聴くと、情けないハセヲの姿が目に浮かぶようですw
KING KNIGHT」以外のヴォーカル曲としては「埋葬の森の黄昏坂」と「汚れなき悪意」がありますが、両方ともストリングス。ストリングス曲も好きですが、欲を言えばもう1曲鮮烈なものが欲しかったです。そう言えば12月6日に出るアルバムもストリングスアルバムみたいですね。2003年以後、ライヴ・アルバムやベスト・アルバム、シングル・コレクションを除くと、非ストリングス・アルバムは「dilettante」だけ。次もストリングスってことは、非ストリングス・アルバムはまだ当分先ですか…
インスト曲の中では「cultural pride」がお気に入り。特に冒頭のユニゾンが好きです。
「previous notice」(次回予告の曲)は、放送で流れていたものに前後があったのがちょっと驚きでした。