2007年9月8日アニメ感想

電脳コイル / 15話 駅向こうの少年

タケルはゲスト・キャラにしては目立ち過ぎだよなあと思ったら、案の定何か裏があるようですね。もしかするとあの暗号式をイサコが書いたと言うのは嘘で、タケルも暗号屋だったりして。最後に電話をしていた相手は猫目でしょうか? 猫目の弟がタケルとか? と、色々とタケルのことを疑ってみましたが、ヤサコに対して顔を赤くしていたのはさすがに演技ではないと思いますw
4423関連は相変わらず謎ですね。イリーガルが4423を探していましたけれど、ひょっとしてあのイリーガルは4423の電脳体? つまりイリーガルとは古い空間から戻って来られなくなった人の電脳体と言うこと? いや、でも今まで出て来たイリーガル全てが元は人だったと考えるのは、ちょっと無理があるよなあ…
久しぶりにヤサコの転校絡みの話が出て来ましたが、転校の原因(イジメ?)が物語にどう関係しているのか気になります。4423やイリーガルなどと関連しているのか、それともこれはこれでまた独立した話なのか。

ロミオ×ジュリエット / 第21幕 掟〜女神の抱擁〜

ロミオが父親と決別し、ロミオジュリエットの間にある障害の1つはなくなりました。残る障害はジュリエットがエスカラスに身を捧げないとネオ・ヴェローナが滅びてしまうと言うことですが、こうなるともはや「Romeo and Juliet」とは言えませんよね。だって、この世で一緒になることが出来ないのと、世界を救うためにこの世に留まることが出来ないのでは、障害の質が全く違いますから。
いくら何でもこんな状況下で結婚式をやっている場合じゃないだろとは思いましたが、ともかくもペンヴォーリオとコーディリアは目出度く結ばれました。ジュリエットは自分の叶わぬ思いをコーディリアの幸せに託しているかのようでした。ジュリエットは早々に覚悟を決め、ハッピー・エンドの線は消えてしまったように見えます。とは言え、エスカラス云々は設定1つでどうにでもなるので、最後まで分かりませんけれども。
久しぶりにティボルトが出て来ましたが、この人は今のところ存在意義があまりないですね。設定上はロミオやジュリエットとの対比で十分2人に影響力を与え得るキャラだったのですが、どうも印象が薄いです。その上、物語の今の焦点はモンタギュー打倒から世界の存亡へと移っていますから、もうあまり生かせそうにありません。最終的に出さなくても良かったキャラになりそうな悪寒。