2007年10月12日アニメ感想

BLUE DROP 〜天使達の戯曲〜 / 第2話 「Lavandula」

第1話のEDは、本来のOPだったんですね。OPにはラベンダーが映るシーンがありますが、EDの最後にも花が描かれています。提供クレジット絵や公式サイトのストーリー紹介の画像も、その回のサブタイトルの花が使われていますし、この作品は相当花へのこだわりがあるようです。
花と言えば、古典の授業中に扱われていたのは、雨月物語の「菊花の約」でしたね。これが選ばれた理由の1つは花を題名に含んでいるから。そしてもう1つは、登場人物の左門と赤穴の関係について、同性愛を描いたものとする解釈があるからでしょう。「菊花の約」では男同士、BLUE DROPでは女同士と言う違いはありますが。
せっかくみち子と仲良くなりかけていたのに、萩乃がしたことを信じて貰えなかったため、マリはあっさりと拒絶の姿勢を取ってしまいました。あの年代の少女の、心の移ろい易さ・不安定さを的確に表現しているようで、強く印象に残りました。
萩乃と同室になったことを知った時のマリの顔がコメディ調になっていましたけれど、前回の食堂での乱闘時も同じような感じでしたよね。今後も1話に1回はこう言うシーンを入れて来るのでしょうか?