Angelica salì al cielo.
- 作者: 相田裕
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/11/27
- メディア: コミック
- 購入: 10人 クリック: 90回
- この商品を含むブログ (186件) を見る
今巻でアンジェリカが最期を迎えることは事前に知っていたのですが、ベッド上でアンジェがマルコーに「パスタの国の王子様」を語り出した時、不覚にも目に涙が滲んで来ました。初期の頃から先の短いことが暗示されていたアンジェ。それでもここまで生き長らえて来たわけですが、やはり他の義体達よりも早く天に召されてしまいました。
一方、ペトルーシュカは担当官であるアレッサンドロのことを呼び捨てするようになり、2人はまるで恋人同士のようです。それが結果的に良い方に転ぶのかどうかは分かりませんけれども。
絵柄の変化が激しいガンスリの中でも特に見た目が変わった人物と言えばジョゼですが、外見以上に性格にも大きな変化があったように見受けられます。ヘンリエッタとの関係に悩んでいたあの頃のジョゼはどこへ行ったのか、今のジョゼは全てを悟ったかのような態度で、ちょっと怖いです。
6巻目から続いていた2期生のペトラ中心の話は一段落付いたようで、今後は1期生の出番も多くなるように感じました。が、アンジェ以外の義体も限られた命だと言うことが作中で仄めかされています。中でも特に、次はトリエラが危なそうな感じがして不安ですね…