2008年1月14日アニメ感想

俗・さよなら絶望先生 / 第二話「まだ明け初めし前髪の」「ティファニーで装飾を」「新しくない人よ 目覚めよ」

OPのどこが差し替わるのかと楽しみにしていたら、前回と違っていたのは前田君(と読者からの葉書)だけでした。よりによって1番どうでも良いところですかw
Aパート。何と言う声優泣かせな話w 台本がどうなっていたのか非常に気になるところですが、どうやらポロロッカ語の一部は「Ievan Polkka」を題材にした某動画の歌詞から採られていたようです(「ポロロッカ」と「Polkka」を掛けている?)。個人的な予想としては、所々大まかな指定が入ってはいたものの、大部分は声優さんのアドリブではないかと。
Bパート。紅茶の種類が豊富なのは過剰装飾ではなくてちゃんと意味があるんですよ。ダージリンストレート向き、アッサムはミルク向きとか。それにフレーバーティーはまた別物ですし。そもそも(ry と語り出すと長くなるので割愛して、ここで注目したいのは「卓球界のファッションリーダー」。最近の日本選手権で大分話題になったのでタイムリーなネタなのですが、この第二話が放送されたのは最速のtvkで今月の12日。一方日本選手権は15日からってことで、別に日本選手権を受けて盛り込んだわけではないんですよね。調べてみたところ原作(去年の2月)の時点であったネタのようです。まさか日本選手権に合わせて「ティファニーで装飾を」をアニメ化したわけでないでしょうけれど、なにはともあれ久米田康治先生の先見の明を賞賛したいところですw
Cパートペリーと言い、この旧友と言い、変人が突然出て来て話が展開して行くのは、改蔵の天才塾を彷彿とさせますね。「旧仮名遣い」と聞いて、そう言えば前期公式サイトのあらすじ(旧仮名遣い)は間違いだらけだったなあと思い出して今期公式サイトのあらすじ(第一話のみ)をチェックしてみましたが、おかしなところを見つけることは出来ませんでした。つまらないなあw

ARIA The ORIGINATION / 第2話「その 笑顔のお客さまは…」

灯里のことが気になって、練習そっちのけで後を付ける藍華とアリス。何だかいつも何かと理由を付けて練習をサボっているようなイメージがありますw まあ、でも尾行によって操船技術が向上するかもしれないか。
お任せで案内を頼んだくせに、行った先々で「以前ここに来たことがある」と匂わせる言動をするとは、何て嫌な客なんだ、と思った私は心が汚れているのかもしれませんw でも、いくら好んでシングルを指名することに考えがあるとは言え、ただの客に過ぎないアラマンタが微妙に上から目線なのは気になりました。それに藤棚のシーンも、アラマンタの説明台詞で強引にまとめた感がありましたし。視聴後、これがオリジナルの話だと知った時には、「ああ、やっぱり」と思いました。
そして今回も気になったのは、やはりアリア社長の衛生問題について。冒頭でドーナツを食べていましたけれど、前足を箱に突っ込むのはあまり感心できませんよねえ…。最後の1個を半分にして灯里と分けようとしていましたけれど、果たして灯里はあれを食べたのでしょうか。私だったら絶対に食べたくないですw

GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- / 第2話 ピノッキオ

第1話と違って今回は原作準拠。が、何でしょうね、この物足りなさは。原作(や1期)にある暗さや陰鬱さがなくなってしまっているのが痛いですね。特にフランカの、あの明るさは何なんだと言いたいところです。
ドラマCDを聴いてキャスト変更については割り切ったつもりだったのですが、マルコーの声はさすがになしでしょう。スタッフ側が一体何を考えてキャスティングしたのか、全く分かりません。あれじゃあマルコーの無気力感が全然出ていなくて、ただの嫌みなおっさんになってしまっています。
ピノッキオが殺したのがピリアッツィ裁判の判事になっていた点は、原作(利害関係不明の検事)よりも評価出来るんですけれどね…。如何せん悪い部分が多過ぎて、この調子だと先が思いやられます。