2008年2月18日アニメ感想

俗・さよなら絶望先生 / 第七話『百万回言われた猫』『赤頭巾ちゃん、寝る。気をつけて』『津軽通信教育』

いきなり魔法少女モノのOPになるとは、これだから新房シャフト作品は気が抜けませんw この作詞・作曲の組み合わせは、「経験値上昇中☆」と同じですね。
Aパート。「どっちが本当の耳なの?」って、それは月詠 -MOON PHASE-批判ですかw 晴美と同じことを考えたことがある私は、色んな意味で病んでいると思いました。
Bパート庄司薫とは、こりゃまた懐かしいものを。いや、別にリアルタイムで読んでいたわけではありませんが。最近はスプーを見掛けることもめっきりなくなりました。
Cパート。ここまで来ると、実験的過ぎて付いて行けませんw 普段も元ネタが分からないことが良くありますが、特にアニメ手法のオマージュやパロディはダメですね。自分の知識のなさを呪いたくなりましたw

ARIA The ORIGINATION / 第7話「その ゆるやかな時の中に…」

大部分がオリジナルだった今回も、やはり残念な出来でした。今までの感想を読むとまるで私が原作を精読しているかのようですが、実は原作を持ってはいるものの、パラパラと目を通したことがあるだけで、未だにちゃんと読めてはいないんですよね。ですから私がアニメを見ても、どれが原作付きでどれがアニメ・オリジナルなのかは分からない筈なのですが、オリジナルの駄脚本だと、10分もしない内に「これはオリジナルに違いない」との確信に至ってしまうから困ります。
作画のレヴェルも低下していましたし、松尾佳子さんによる若き日のグランマや、挿入歌として流れた新居昭乃さんの「鳥かごの夢」くらいしか良いところがなかったように思います。
にしても、最近の月刊コミックブレイド誌上の展開を漏れ聞いて知っている身としては、アリシアの「まだ誰も知らない灯里ちゃんのARIAカンパニーを私達は楽しみにしているの」との発言が、黒く聞こえて仕方がないですw

GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- / 第7話 カテリーナ 復習の円環

今更OP絵が完成? ビーチェがいたから、まあ満足と言うことにしておきますw
ペンダントが落ちたからピノッキオがいたことが分かるって、いつの間にトリエラは超能力者になったんですか?w オリジナル要素としてペンダントが出て来た時から嫌な予感がしていましたが、まさかこんな使い方をするためだけに出したのではないことを祈ります。
微妙な変更が気になるのはいつものことですが、ピノッキオがヴィートを殺し損ねたのも納得が行きません。この場面、原作ではピノッキオとトリエラの初遭遇直後で、当然ピノッキオの手は回復していませんし、しかも電話でクリスティアーノに「役に立たない」と言われていますから、それ故に時系列が原作通りならばピノッキオがミスをするのも分かります。しかしアニメではトリエラの初遭遇から1ヶ月経っており、救出に行く時点ではクリスティアーノに何も言われていません。それなのにこの描写はどうなんでしょう。
それにフランコに助けられた後のフランカの様子も大分印象が変わっていました。原作ではもっと陰鬱とした感じだったんですけれども、アニメのフランカは怒りの感情が強く出ています。もう何だかなあ…