試聴を我慢するのは辛かった

去年辺りから購入したCDがなかなか聴けなくて積み状態になっていますけれども、とりあえずこれを最優先で。

mighty roller coaster

mighty roller coaster

1998年4月にグミとしてデビューしてからもうすぐ10年。待ちに待ったmeg rock名義のファースト・フルアルバムですよ!今までは6曲入りのミニアルバム「ラブボ」しかありませんでしたから。


ベタな言い方になりますが、やはりmeg rockの曲はどの曲も良いですね。好きなアーティストでも大抵は当たり外れがあったりする中、どれも好きになれるのはmeg rock岡崎律子さんくらいのものです。
頭痛が痛い リターンズ」を聴いた時におや?と感じて、後で歌詞カードのInstrumental arrangementの欄を見てみると、「Akinari Sugawara」とありました。ああ、「ラブボ」や「家出」の編曲を担当した菅原旭成さんですか。道理で懐かしい感覚を覚えたわけです(同じく菅原さん編曲の「レジへGO !」の時点では反応しませんでしたw)。原曲のアツロック・アレンジとはまた違った良さがあって、これ以降も是非関わって欲しいですね。
そんなこんなで久々のmeg rock本人の新譜を堪能しましたが、強いて難点を挙げるとすれば、収録時間が約39分しかなく、フルアルバムとしてはちょっと物足りなかったことくらいでしょうかね。シングル曲4+新録曲6の計10曲収録ですが、新録の内「頭痛が痛い リターンズ」は既存曲のアレンジ、「mighty roller coaster」は約2年前からあった未リリース曲と言うことで、良く良く考えてみると、6曲全てが新曲だったミニアルバムの方が(ry
何はともあれこうしてファースト・フルアルバムが出たと言うことで、気が早い話ながら、次は提供曲のセルフカヴァー・アルバムを期待したいところです。


例のごとく今回もジャケット裏ジャケットがリヴァーシブル使用でした。いや、正確に言えばジャケットの方は、歌詞カードの表紙、表紙の裏、裏表紙、裏表紙の裏と、4種類の中から選択が出来ます。何故こんなことが可能なのかと言えば、歌詞カードの中身が1曲ごとに独立した1枚の紙になっていて、表紙・裏表紙とはくっついていないからです。ここまで凝った歌詞カードはなかなか見ることもないですが、油断していると中身が床に散らばってしまう虞があるのは難点かもしれませんw