2008年3月11日アニメ感想

ウエルベールの物語 第二幕 / 第24話 開戦の章

さすがウエルベールの物語。戦争が遂に始まり、しかもボルジュラックが戦死(?)して、シリアスな展開の筈なのに、笑いを抑えることが出来ませんw 確かに実際の戦争ではあんな風にあっけなく死んでしまうものなのかもしれませんが、それにしたってその後ボルジュラックのことに触れる者は1人もおらず、スルーされ過ぎです。
サンガトラスではランバノフ王が失脚したからと言って、あっさりノイシュバーンが王に成り代わっているし、今更レオンガルドの存在をどうこう言うのは止めるとしても、何で金獅子連隊隊長ザラード・シスプリが直々に舵を取っているのか、全く理解不能
対するウエルベールの船も、何故かどこからどう見ても造りが現代的な漁船ですw ようやく蒸気機関車が実用化されつつあるような時代なのに、考証がもう無茶苦茶。
そして極めつけは「ローデン飛行部隊」ですよ。あの飛行機は、いきなり実戦に耐え得るレヴェルのものが量産化されている、カタパルトで発進する、ジェットエンジンで動いているようにしか見えない、誰でも操縦出来る、などなど機体そのものもツッコミどころ満載なのですが、ウエルベール王家が全員飛行機に載って出撃すると言うのも同じくらいあり得ません。室内なのに鳴っている虫のSEが些細なことに思えて来るくらい、もう訳が分からないw