2008年3月10日アニメ感想

俗・さよなら絶望先生 / 第十話『劣化流水』『痴人のアリ』『一見の條件』

Aパート。「わざと痛々しく作った声優のCDのCM」ってのは原作の時点では「チアルーガ!」のことを指していたようで、アニメ化された今回もちょうど「ナミダノキセキ」のCMが流されていました。何だかこのパートの可符香はやたらと可愛く描かれていましたが、一見可愛く見えて実は腹黒と言うところが、中の人のイメージとダブっていますw
Bパート大月Pがアニメに出てしまいましたw あの人がプロデュースして外れた作品のことを考えると、あまり笑えないネタなのですが…。猟奇的な千里を見ると、羽美を思い出してしまう今日この頃。
Cパート。L字型画面で人物紹介をされても、本編を見つつ読むのが難しくて困ります。しかもそんな所で副監督指定ミスを告白されてもw 林先生コピペは久しぶりに見たような気がします。
で、エンドカード有馬啓太郎先生の前×絶ですか。これはヒドいw

ARIA The ORIGINATION / 第10話「その お月見の夜のときめきは…」

何故アクアの月があんなに丸いのか謎ですね。フォボスダイモスのことだと明確に言っているわけではありませんけれども。
原作エピソードに突入するまでのグダグダ感はさすが藤咲脚本と言ったところです。やはりあゆあゆの描くARIAは、私に何か受け入れがたいものを感じさせずにはいられません。
オリジナル部分でこう言う話をやったと言うことは、アリスが灯里や藍華に会うきっかけがなくて悩む話は、アニメではなしですね。それはそれで良いのですが、灯里と藍華が練習もせずにアリスの様子を見守るってのはどうなんでしょう。そこはアリスに追い付くため、2人は練習に精を出すべきだと思うのですが。まあ、原作通りならば、灯里は頑張ったからってプリマに昇格出来るわけでもないのですがw
とか何とか言いつつ、アルとの距離に悩む藍華斎藤千和さんが可愛いかったから、それだけでもう満足です。さすが千和さんだけあって声にならない声が良かった、と言うのはファンの贔屓目だけではない筈。

GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- / 第10話 善意の花

原作の第19話と第22話を1話にしたせいで、ヒルシャーとトリエラがミミに手錠をはめられて出し抜かれるエピソードはなしになってしまいました。あれはトリエラが立ち直る上で重要な出来事ですし、最後の「愛なんか語り合う必要ないじゃないですか 私達は兄弟(フラテッロ)なんですから」はガンスリの中でも5本の指に入る名台詞だと思っているので、残念です。尺の関係で仕方がないことかもしれませんが。
しかしそもそも、第2期はピノッキオ編と言うことで、トリエラを描くことにもっと時間を回すべきだったとも言えます。たとえヘンリエッタなど、他の義体関係のエピソードを削ることになっていたとしても。
今回、カットされて影響が出ていたのは、何も前述のシーンだけではないですからね。例えば、トリエラの脚の定期交換のシーン。あれは、スナッフムービーの被害者として体を切り刻まれたトリエラが、今現在も義体の調整と言う名の下に同じようなことをされている、と言う皮肉的な境遇を表していると私は理解していますが、アニメを見ているだけではそんなことは分からないでしょう。