2008年3月17日アニメ感想

俗・さよなら絶望先生 / 第十一話『黒い十二人の絶望少女』『今月今夜この月が僕の涙で曇りますように』

OPで奈美のクレジットがありませんでしたw さすがにEDには名前が載っていましたけれども。
A・Bパート。「犬神家の一族」を始めとする、市川崑監督作へのオマージュが天こ盛り。映画のフィルムを意識して、シガレット・バーンズまで入っていました。時代劇パロディだったぱにぽにだっしゅ!第24話をどことなく彷彿とさせますね。あれも原作とはまったく関係がないアニメ・オリジナルの話で、しかも最終話の2つ前でした。
Cパート。可符香のキャラに違和感を覚え、ひょっとして初期の頃の話かと思って調べてみたら、原作第11話のアニメ化とのことです。どうりでまだ可符香に黒さが足りないわけだw

ARIA The ORIGINATION / 第11話「その 変わりゆく日々に…」

I Love NV」Tシャツに衝撃を受けましたw
2話連続で脚本は藤咲あゆなさん。アリスがお客さんの男の子に飴玉を貰うのは原作にはなかったことですが、回りくどくて何が言いたいのか良く分からない描写はまさしくあゆあゆ…
前回のお月見の話は、前半にアニメ・オリジナルの部分が追加されていましたけれども、どうもそれがほぼ原作をなぞっていた今回と齟齬を来しているように感じられました。まずアリスのプリマ昇格に対して発憤する藍華。アニメではプリマとしてのアリスの仕事ぶりを見ているのにそれへの言及がないのも妙ですし、そもそも前回灯里と一緒にアリスをこっそり見守っていた藍華には、「こんな気持ち」なんて見えませんでした。
もっと問題なのが、灯里や藍華に会うことが出来なくて悩むアリス。前回のオリジナル部分で、プリマに昇格したばかりの自信なさげなアリスを灯里がお月見に誘うと言うエピソードがあったのに、その次に原作の「3人娘」を持って来る神経が信じられません。「お月様のような丸い気持ち」はどこへ?
ところで、ジェラート屋さんの看板に「JELADE&ICE」とありましたが、「JELADE」って何? ちなみにジェラートの綴りは「gelato」です。

GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- / 第11話 芽生える感情

ピアノの上に中身の入ったワイン・グラスを置くなんて、ピノッキオは何てけしからん奴だw
OPの前、何であんなところで切るんでしょうかね。クリスティアーノ及びジョン・ドゥとピノッキオの出逢いは、分割せずに全部OP前に入れれば良かったのに。
ワイン園で潜伏している間にピノッキオも随分丸くなりました。と言うか、これはいくらなんでも笑顔が爽やかすぎでしょw 他にもフランカとフランコが抱き合ったり、マルコーがアンジェリカを気遣う発言をするなど、こんなのが果たしてガンスリと言えるのでしょうか。でも今回も相田裕先生が脚本担当なんですよね…
フランカ達はメッシーナ海峡実験橋を落とそうとしており、原作とはちょっと違った展開になるようですが、今までの例を鑑みるにこのアニメの行方を憂慮せずにはいられません。