2008年6月16日アニメ感想

ヴァンパイア騎士 / 第11夜 「望みの代償(ディール)」

「零がしたいようにしていいんだよ」と言って、零に血を吸わせる優姫。扉1枚隔てたところにはクラスメイトがいるのに、何とも言えない背徳感が堪りませんわ。直接的な性行為ではなくて吸血と言うところが、またかえってエロい。
枢にドレスを貰ったことで急に舞踏祭への参加に乗り気になった優姫を訝しむ零とか、枢の前でつい腕章を後ろ手に隠してしまう優姫とか、優姫と枢がバルコニーで踊り、抱き合っているところを見ている零とか、そう言う細かい表現が好きです。登場人物の心情がそのまま示されるのではなくて、内心を推知させる形で丁寧に描かれていて。
相変わらず枢の考えていることは良く分かりませんね。優姫の盾になれと零に言っていましたが、そもそも今優姫が危うい立場になっているのは零のせいでは?それに零は主人である閑に攻撃することが出来ないのですから、あまり役に立たないような。