2008年6月17日アニメ感想

RD 潜脳調査室 / 第11話:純正律

幼い頃の一之瀬の声は川澄綾子さんでした。川澄さんが少年声をやることはあまり多くないので、貴重な機会。
今回の話で純正律をわざわざテーマにする必要があったのかどうか、ちょっと疑問ですね。衒学的なような気がしないでもありません。ちなみに昔合唱をやっていた関係で、私はある程度知っていましたけれども。平均律に比べて、長3度は約14セント低く、完全5度は約2セント高い、とか。
波留と久島が2人で話しているシーンは、中の人的にはベテランと中堅の掛け合いと言うことで、締まった雰囲気が良いですね。この2人の出番(物語に占める比重)がもっと増えて欲しいところですけれども…
今回もミナモ持ち前の他人を感化させる力が発揮されましたが、やっぱりちょっと腑に落ちないところがあります。そうすることで話としては綺麗にまとまりはするものの、多用するのはある種の「逃げ」であって、説得力に欠けるように思うのです。