2008年7月2日アニメ感想

魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜 / #01 美瑛にて

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久しぶりにテレビ朝日の深夜アニメが復活ですね。そしてそのタイトルは魔法遣いに大切なことと、これまた懐かしい。と言っても、私はアニメ第1期は見たことはないのですが、コミック版の「SOMEDAY's DREAMERS」と「太陽と風の坂道」は全巻持っていて、わりと好きな作品です。てっきりもう終わったものと考えていたので、こうして新作が見られるとは思っていませんでした。
第1話を見て私の関心が1番に向かったのはやはり背景…ではなくて、BGMの少なさです。BGMが流れたのは、Aパートでソラが自転車に乗っているシーン2箇所と、Bパートの告白シーンの計3箇所のみで、大部分は台詞と効果音だけでした。BGMがなく静かな中、流れて来る自然の音。構図や演出と相俟って、北海道の雄大さを感じさせる作りになっていました。
もうこの点だけで、次も感想を書こうと思わせるに十分でした。実写に基づいて作られた背景は、登場人物が浮いて見える、あるいは手抜きだと思う人もいるでしょうけれども、私はあれはあれであり、と言うかむしろ良いものではないかと感じました。浮いて見えるかどうかなんて各人の主観の問題ですし、あの背景は実写にどれ程手を加えたものなのか良く分からないので、手抜きか否かについては判断しかねますが、手間が掛かっていれば良いってわけでもないし。
そうそう、ソラ役が花澤香菜さんだったことも、私にとってはプラスです。やはりあの声は余人を以て代え難い。上手下手とは別次元の話として。いや、決して花澤さんが上手くないと言いたいわけではありませんが。