2008年7月30日アニメ感想

魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜 / 第四話 豪太

豪太の具体的な事情が明らかになって来ました。苦しみの原因が交通事故・身内の死だった「SOMEDAY's DREAMERS」の小山田や「太陽と風の坂道」の富永とは違って、豪太の場合は魔法です。となると、解決にも魔法が深く関わって来ることが予想されます。前2作も良い話でしたが、別に魔法がある世界の話にしなくても良かったのではと言う面もありましたから、その点で今作にはより期待しても良いかもしれませんね。豪太が置かれているのは、あの2人に比べれば深刻な状況ではないとも言えますが、幸不幸なんて主観的なものですから、単純に比較して良いものでもないか。
で、その豪太の魔法について。公式サイトで、

一方、なかなかうまく魔法を使えない豪太。家族のこと、友人のこと―思い出される在りし日の自分、受け入れられない魔法遣いの自分……そんな中で受けた次の依頼に、豪太はついに―

と言うあらすじを読んでいたので、てっきり今回初めて魔法が遣えるのかと思いきや、結局魔法を遣ったのは沙織さんなわけで。勿論豪太のおかげで依頼人の願いが叶ったのには違いないのですけれども、ちょっと肩透かしでしたね。こう出し惜しみするとなると、豪太が魔法を遣えるようになるのはクライマックスまで待たなければならないのかも。
最後の沙織さんの娘と金魚の話は後々の展開に生きて来るのでしょうが、最後に無理矢理差し込んだみたいで、あまり頂けませんね。