和菓子欲しかった

今日の昼は、Theatre劇団子 結成15周年記念 20th act.『ペダルをめっちゃ漕ぐ』を観に行って来ました。


会場は赤坂レッドシアター。事前に地図を見た時、永田町駅から向かう場合は8番出口を使うのがベストだと思ったのですが、南北線のホームに降り立ってみると黄色の案内板には8番出口が載っていなかったので、仕方なく6番出口から地上へ。後で調べたところ、どうやら南北線のホームから8番出口へ行くには半蔵門線のホームを通過しなければならなかったようですね。だから案内板には載っていなかったのか。
そんなわけで予定よりも時間が掛かり、会場到着は13時55分頃。C列(2列目)の右側に座ってしばらくすると、沢城みゆきさんによる事前のアナウンスがあり、14時に開演。カーテンコールも含めると、16時25分までの舞台でした。カーテンコールでは、劇の内容に因んで、あわ家惣兵衛の和菓子が観客に配られました。と言っても全員にではなく、挙手した希望者の中から選ばれた人だけに対してで、和菓子が10個しかなかったため競争率は高かったです。


今回の出演者等(敬称略)は、

・作・演出
石山英憲
・キャスト
車田富子斉藤範子
車田伸一大高雄一郎
車田姫子沢城みゆき
車田昭夫大原研二
ペス田澤佳代子
布袋寅三郎島村比呂樹
氷室恭一土橋健太
アントニオ佐藤貴也
早見優子白石悠佳
堀ちえり田中千佳子
田原俊雄伊奈稔勝
佐伯和也阿部英貴

でした。
過去2回観た劇団子の舞台同様、わりと気軽に観られる、明確に山場と終わりがあって分かりやすい話でした。我が身に引き付けて理解出来る、登場人物の悩みや衝突。随所に差し込まれた、クスッと笑えるギャグ。観た後にはすっきりとした気分になれます。
一応沢城さん目当てで行ったのですが、今回はあまり目立つ役ではありませんでした。その代わり、印象に残ったのはペス役の田澤さんですね。新人公演エバに引き続き、普通ではないその役柄は良い味を出していました。劇団子の脚本はアテ書きとのことですが、とすると田澤さんってちょっと変わった人なのでしょうかw


舞台が終わった後は、休憩を挟んで16時35分から50分までトークショー。これは平日昼の公演後だけにあるものです。内容は、作・演出の石山さんから出演者の面々に対する公開生ダメ出しと、観客から希望があったシーンのプレイバック
公開生ダメ出しは、話が広がって観客が笑えるようなものから、マジダメ出しまで、色々とありました。ダメ出しと言うのは本来舞台裏で行われるものですから、こう言う機会でもないとなかなか見られるものではありません。トークショーのある回に行って良かったと思えました。勿論、観客の見えないところでやる本当のダメ出しとは若干違っていたでしょうけれども。
プレイバックは、叔父さんの青春と言うことで、あの告白シーンをもう1度。大原さんが本番にはなかったアドリブを入れていて面白かったですw