2009年8月13日アニメ感想

タイタニア / 第21話 「エスタールの邂逅」

自分で直接確認していない以上、ヒューリックが本当に死亡したのかザーリッシュは疑うべきでした。あの世界に、仮死状態にする薬なんて代物があるならなおさらです。あの薬が、ザーリッシュですら知らないような極秘の存在でもない限り、ザーリッシュが疑わないのは不自然です。
ヒューリックとジュスランの邂逅シーンも、実にヒドいものでした。まずはヒューリック側。大層なことを言っているかのような演出がされていましたけれども、投降するように見せかけて逃げるなんて、あまりにも陳腐な手段です。ヒューリックじゃなくても思い付きます。
対するジュスランも何やってんだか。確かに、「タイタニアは敵を欲する」と言うのは、原作でも一貫して示されていますが、だからと言って、表立ってやるものではないでしょう。タイタニアの敵であるヒューリックを、誰の目にもそれと分かる形で故意に逃がせば、当然責任は問われるんじゃないんですか?

タイタニア / 第22話 「野望のプレリュード」

ヒューリックを逃がしたジュスランの責任はどうなるのだろうと思ったら、ヒューリックの逮捕は自分の任ではない、なんて言い訳をするとは。そんな屁理屈が通ってしまうような世界なんですか、このアニメは。
でも、イドリスがあそこまで野心を抱いている理由を、原作よりも深く描いたのは良かったですね。特に、アジュマーンコネクションを作った辺りなんかは。
とは言っても、イドリスに同情したりなんかはしませんけれども。イドリスの父親の身に降り掛かったことは確かに悲劇ですが、ああ言うことが起こるのは、タイタニアが一族による支配体制を採っているからに他なりません。血縁に重きを置いていなければ、イドリスの父親だってもっと早く引退出来た筈です。

東京マグニチュード8.0 / 第六話「見捨てる、選択」

さすがの真理も、体調不良に加えて、自宅の辺りが火事と聞けば、冷静さを欠いてしまうようで。こうなると、未来達は非常に不安になりますよね。今まで頼りにしていた人のあんな姿を見ては。
結局真理は姉弟を見捨てることなく、この先も3人一緒で行動することに。まあ、冷たい言い方をしますと、既に子供の生死は決定していて、早く行ったからってどうにかなるものではない可能性が高いですしね。勿論心情的には、一刻も早く駆け付けたいと思うのが当然ですが。
にしても、彩ちゃんは早く事務所から出た方が良いのではないでしょうか。余震で棚の下敷きになったり、建物が倒壊したりする危険がありますから。

Phantom〜Requiem for the Phantom〜 / 第20話「故郷」

学園ラブコメ作品が新たに放送開始。OPの曲と映像の合ってなさっぷりがにはインパクトがありましたw
もっと妹エレンを見ていたかったものの、あっと言う間に元の朴訥としたエレンに戻ってしまいました。自分達の身を守るため、美緒を利用しようと玲二に持ち掛けていましたが、会話の中での「藤枝さん」と「美緒」の使い分けからは、美緒のことを単なる手駒としてしか見ていないわけではなく、多少は情が移っているように見受けられました。
急に別作品が始まったことよりも何よりも、驚いたのはキャルの容姿です。あの年齢ならば、2年で急に成長したって不思議ではないですが、それにしたって余りにも変わり過ぎです。実はサイスに何らかの処置を施されたとか?