焼き肉食べたい

Theatre劇団子第21回公演「ストイックだよ全員集合!」を観て来ました。


本当は金曜日の昼に観に行く予定で、チケットも取ってあったのですが、先生の都合で休講だったはずのコマが復活。仕方なしに観劇を2日遅らせることになりました。ああ、チケット代が無駄になってしまった…。


会場はザムザ阿佐谷。開場13時30分のところを、その5分後に到着。入場順は大体70番目くらいでしたが、ちゃっかり空いていた2列目中央付近に座りました。会場にもよりますが、基本的に劇団子の芝居は近くで観た方が面白いと思うので。
ザムザ阿佐谷が靴を脱ぐ会場だったことには、ちょっと驚き。


ゲキダンゴブログで、開演前にもお楽しみがあると聞いていましたが、13時50分過ぎ、それが始まりました。実質的にはこの時点から、もう舞台は始まっていたのかもしれません。いや、舞台上のアレを考慮に入れると、会場に入った瞬間から始まっていたとも言えるか。


14時過ぎ、開演。終演は16時前と、予定の1時間40分よりかなり長かったです。
出演者等(敬称略)は以下の通り。

作・演出
石山英憲
キャスト
校長:斉藤範子
ハナダ肇:伊奈稔勝
マリモン:白石悠佳
1番:土橋健太
2番:大原研二
3番:島村比呂樹
4番:大高雄一郎
5番:田中千佳子
6番:佐藤貴也
7番:阿部英貴
8番沢城みゆき


これまで観た劇団子の舞台とは違って、非日常的な色彩が強い作品でした。もっともテーマは「禁欲」なので、高尚過ぎて理解出来ないとか、そう言うわけでは全くなかったのですけれども。ただ日常生活根差している場合と比べて、自分に引き付けての共感がしにくかったと言うことです。
それに、真実が明らかになった後の解決へと向かう流れが、結論ありきの予定調和に見えて、ちょっと強引に感じました。そんなわけで、私としてはイマイチな作品だったかなあと。
沢城みゆきさんの役は、メンバーのなかでは異質な存在で、役作りが難しかったのではないかなどと、観ていて思いました。


そう言えば、今回は田澤佳代子さんが出演していないんですよね。思えば、もう1年以上田澤さんの芝居を観ていません。こんなことなら、ダブルキャストの「東京のオトコ」で田澤さんが出ている方(沢城さんが出ていない方)も観ておけば良かったと、今更ながらに後悔。