2009年12月8日アニメ感想
君に届け / episode.10 「協力」
風早と自然に話せるくるみをうらやましがる爽子ですが、本当はくるみが爽子をうらやましいと思うべきところなんですよね。爽子と風早が上手く会話出来なかったのは、爽子だけに原因があったのではなく、風早が爽子を過剰に意識していたせいでもあるのに対して、風早がくるみと普通に接していられるのは、くるみのことを恋愛対象とは見ていないからなわけで。
そんなニブいところがある爽子には、風早が爽子に話し掛けることは特別じゃないとか、爽子には風早ではなくて爽子に似たタイプの人がお似合いとか、そんなイヤみを言っても、全然通じません。爽子が出所と偽って矢野や吉田の噂を流したり、体育祭実行委員に自分が推薦されるよう仕組んだりと、暗躍するくるみには恐ろしささえ感じていましたけれども、爽子に翻弄される姿を見て、何だか梅ちゃんが可愛く思えて来ましたw
回りくどい手は爽子に通じないと見て、より直接的な行動に出たくるみ。確かに爽子の性格から言って、くるみが風早のことを好きだと知ってしまったら、自分は遠慮してしまいそうですよね。ここは、くるみの本質を見抜いている矢野の活躍に期待です。
キミトドでの別マ編集長のネタバレには吹きましたw