ラーバルメモリに終止符を

で、何故22時過ぎまで帰れなかったのかと言えば、昨日の夜は、新宿SPACE107でDMF vol.8「イマーゴメモリ 〜imago memory〜」を観ていたからです。高城元気さんが出演するBlueキャストの初日でした。


会場に18時45分着。DMFの前説はいつも凝っていて面白いので、余裕を持って来られて良かったです。
物販コーナーでDMF初だと言うパンフレットを購入。落ち着いたらじっくり読んでみようと思います。


以下、公演中にも関わらず、空気を読まずにネタバレ全開。


18時55分過ぎ、怪党サトウによる前説が始まりました。本編には出て来ないこの怪党、パンツ一丁にビニール袋で作ったマントを着用している変態でした。最前列に座っていたため、見えなくて良いところまで良く見えてしまったw
身なりはアレでしたけれども、言っていることは至極まともでした。開演に当たっての注意事項と、前作・前々作を見ていない人のためのあらすじ紹介。


19時過ぎ、開演。ダブルカーテンコールが終わったのは21時40分。
今回の出演者等(敬称略)は以下の通り。

作・演出
宮城陽亮
キャスト
細羽蒼真高城元気
カリン/友杉妃乃:中村麗香
怪党エグリバ/古賀解:汐崎アイル
細羽門起:佐藤修幸
怪党セセリ:NAO-G
アゲハ/友杉鳳:程嶋しづマ
ミノウ/絹井一葉水野愛日
クロノ柴木丈瑠
深山壮:山本卓
怪党スズメ:中野裕理
キザラ(怪党バンブルビー)/友杉奈津:那須野恵
幸音/ミズ(怪党バンブルビー)浦えりか
モンジロウ:犬伏雄一
怪党カヤセ:福地慎太郎
古井このみ:大橋麻美
ミミシス笠原あきら
ベルゼブブ:芹澤良
エンマ:望月祐治
平田兼秋:狩谷孔聖
株斗輝:森下理沙
フンコロ:角谷裕作
スカ:高山智恵美
ダンゴ:狩野恵理香

ラーバルメモリに終止符を」。エグリバが劇中で言うこの台詞メタ的にはインセクトメモリシリーズの完結を意味していて、何だか寂しくなりました。ラーバルメモリピューパルメモリと、この1年3ヶ月追って来た作品ですから。
前作を見終わった時点では、イマーゴメモリのクライマックスは蒼真とこのみの最終決戦になるかと思っていたのですが、まさか古賀vs蒼真・セセリと言う、父と異母兄弟の対決になるとは。セセリが蒼真の異母兄と知って、ラーバルメモリからセセリが蒼真に取って来た態度に、ああなるほどと納得が行きました。
前作以来1番気になっていたのは、勿論、蒼真と妃乃が織りなす物語の落としどころ。結局、蒼真が出逢った当時の、あの「妃乃」は帰って来ませんでした。それでも、カリンとしての記憶を持つ妃乃と、1年に1度記憶を繋ぎながら暮らして行く決意をした蒼真。これから2人が歩いて行く道に、幸多からんことを。
このみ好きとしては、深山がこのみに対して抱いている想いが分かったのも、嬉しかったです。ムシクイの力によって、今度こそただの人に戻ったこのみ。以前、偽装でペットショップを経営していたことがありましたが、案外ああやって余生を静かに過ごすのが似合っているのかもしれません。このみが始祖としての力を失ってもなお、ベルゼブブは付いて来たことを考えると、このみちゃんも案外人望があるみたいですしw


今までインセクトメモリシリーズBlueキャストしか観て来なかったのですが、今更ながらRedの方も観ておけば良かったと思い始めています。でも、今回だけRedを観るのも微妙だしなあ。ここはDVDに手を出すべきか。