2010年2月15日アニメ感想

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト / 第七話『蝉時雨・精霊流シ』

戦場でフィリシアが見たのは、夢か現か良く分かりませんが、あれが事実だとすれば、旧時代の繁栄は、巨大な塔にいた何者かの力の前に終わりを迎えたようですね。塔の勢力と交戦していたのは多脚戦車でしたけれども、タケミカヅチが1度だけ動くと言うのは、ひょっとして、復活した旧時代の敵と戦う時なのでしょうか。
休戦が半年前と言うことは、考えてみれば、新兵であるカナタ以外は実戦経験があってもおかしくないわけで、実際、フィリシアのみならず、ノエルも戦場にいたようです。だとすると、以前ガラス工房でしたカナタとの会話の重みが、随分変わって来ます。戦場の凄惨さを知った上で、タケミカヅチが人を殺す機械になるか否かは乗り手次第と言う、カナタの言葉を受け入れたわけですから。ノエルについては、1人だけ灯籠を流さなかった点も気になりますね。
小野涼子さんの正体は、イリア公女殿下とのこと。カナタやリオだけではなく、フィリシアとも関わりがあったようです。ヘルベチアは共和国なのに、大公や公女が存在するのは謎ですね。